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本文書は draft-hubbard-registry-guidelines-02.txt を日本語に訳したもの
であり、原文と語彙あるいは解釈の相違が生じる場合は原文を正しいものとする。
訳者および日本語訳に関わった全ての関係者は、本文書によって読者が被り得る
如何なる損害の責任をも負わない。


                                                 IP-users ボランティア
=========================================================================
INTERNET-DRAFT
                                                        K. Hubbard
                                                        InterNIC
                                                        M. Kosters
                                                        InterNIC
                                                        D. Conrad
                                                        APNIC
                                                        D. Karrenberg
                                                        RIPE
                                                        J.Postel
                                                        IANA
                                                        1996 年 6 月

         インターネットレジストリのIPアドレス割り振りに関する指針
               draft-hubbard-registry-guidelines-02.txt

このメモの位置付け

「このメモはインターネットコミュニティーに対する情報提供を行なうもので
ある。このメモはいかなるインターネット標準を規定するものではない。この
メモの配布は無制限に行なって良い。」

この文書は Internet Draft である。Internet Draft はInternet Engineering
Task Force (IETF) やそのエリアあるいはワーキンググループの作業中の文書
である。その他のグループが作業中の文書を Internet Draft として配布する
こともある。

Internet Draft は最大6ヵ月間有効な暫定文書である。Internet Draft はい
つでも更新されたり、置き換えられたり、あるいは他の文書が取って変わった
りする可能性がある。Internet Draft を参考文献として用いたり、あるいは作
業中文書として以外に引用するのは適切ではない。

ある Internet Draft の最新の位置付けに関しては ``1id-abstracts.txt''
というファイルをチェックされたい。このファイルは、ftp.is.co.za (アフ
リカ)、nic.nordu.net(ヨーロッパ)、munnari.oz.au(太平洋地域)、
ds.internic.net(アメリカ東海岸)、あるいは ftp.isi.edu(アメリカ西海
岸)の Internet Draft のディレクトリに置かれている。

概要

この文書は世界的に一意なインターネットアドレス空間の配布を行う登録シス
テムおよび登録作業に関して記したものである。特に、アドレス空間の配布を
管理するルールおよび指針について述べられている。

この文書はRFC1466と置き換わるものである。この置き換えには、経験にもとづ
いて追加されたものや変更が加えられた全ての指針や手続きも含まれる。

この文書は閉じたインターネットのためのアドレス空間やマルチキャストアド
レス空間については関与しない。また、世界的なルールや指針を、地域的にあ
るいはローカルに対応させたものについても述べていない。

この文書は全てのレジストリが割り当て作業を行う際の基本的な指針であると
考えられる。各レジストリは適切な追加ルールを持つこともある。


                              1. はじめに

この文書に述べられる登録手続きの大部分は、現在の経路制御やルータ技術の
持つ特質や制限に基づいて定義されている。この文書の前の版に対してさまざ
まな側面から再吟味し議論した結果、この文書の著者、この文書を再吟味した
IETFのワーキンググループ、ならびにIESGは、これらの制限に打ち勝つための
現在実施可能な技術はここに述べられているもの以外には無いという結論に達
した。経路制御やルータの技術が進歩し、十分な経路情報の集約が他の方法で
達成可能になるか、ルータがより大量の経路情報とより頻繁に変化する経路表
とを取り扱えるようになった場合には、他の登録手続きが適切になるかもしれ
ない。

インターネットのアドレス空間は次の3つの目的によって配布されている:

1) 節約: エンドユーザや、このアドレス空間を利用しているネットワークを
運用するインターネットサービスプロバイダの、運用上の必要性に基づいた世
界的に独立なインターネットアドレス空間の公平な配分。インターネットアド
レス空間の寿命を最大にするために備蓄を防止する。

2) 経路制御の可能性:経路制御の規模拡張性のため、世界的に独立なインター
ネットアドレス空間の階層的な配布。この規模拡張性はインターネットの経路
制御の適切な運用に必要なものであるが、IPv4 アドレスの割り振りあるいは
割り当ては、経路制御可能であるという保証があるわけではないということは
強調しておく。

3) 登録:アドレス空間の割り振りおよび割り当てを証明するレジストリの提供。
これは独立性を確保し、各レベルのインターネットのトラブル対策に必要な情
報を提供する。

上記の目標を追求することは、インターネットコミュニティ全体によって重要
である。しかし、"節約" することと、"経路制御可能性" は矛盾している場合
もある。また各項目は、個々のエンドユーザやインターネットサービスプロバ
イダの希望に反していることもある。それぞれの場合に適切な妥協点を見出す
ためには、注意深い解析および審査が必要になる。

インターネットレジストリシステム

上の目標を達成するために、インターネットレジストリ(IR)の階層構造が定
義されている。

インターネットレジストリの階層構造は、上から順に、IANA、地域 IR、ロー
カル IR となっている。

IANA

IANA -- The Internet Assigned Numbers Authority -- はインターネットで用
いられるすべての番号空間に関する権威を持つ。これには、インターネットア
ドレス空間も含まれる。IANA はそれぞれの確定した要求に応じて、地域 IR に
インターネットアドレス空間の一部分を割り振る。

地域 IR

地域 IR は大陸のような大きな地政学的な地域に対して機能している。現在3
つの地域 IR がある。InterNIC は北アメリカ大陸を担当し、RIPE NCC はヨー
ロッパ、APNIC はアジア太平洋地域を担当している。この3つでは全部の地域
をカバーしていないため、地域 IR は担当以外の地域も受け持つこともある。
地域 IR の数は将来とも比較的小さく、サービス地域は各大陸のレベルである。

地域 IR は IANA の承認のもとに設立されている。これには、その地域のイン
ターネットコミュニティのコンセンサスが必要になる。地域 IR の役割を果た
すためには、その地域のインターネットサービスプロバイダのコンセンサスが
必要になるだろう。

各地域 IR は、その地域内の全てのローカルIRに対する調整を行い、またそれ
らの代表として機能する職務を負っている。

ローカル IR

ローカル IR は地域 IR および IANA の承認のもとに設立されている。ローカ
ル IR は、指定された地理的領域内において、地域 IR と同様の役割と責任を
受け持つ。この領域は、国単位であることが多い。

                   2. 割り振りに関するフレームワーク

2.1 インターネットサービスプロバイダ(ISP)に対する指針

この文書は IP アドレスの「割り振り(allocation)」とIP アドレスの「割り当
て(assignment)」を区別する。アドレスは地域レジストリからISPに割り振られ、
そしてそれらの顧客に対して割り当てられる。

複数の地点で他の ISP と経路情報の交換を行うプロバイダで、default 経路の
ない経路制御を実施するものは、それらの地理的エリアの地域レジストリに直
接アドレスを請求することができる。指定された地域レジストリのない ISP は、
どのレジストリにコンタクトしてもよい。そのレジストリは、それ自身で請求
を処理するか、他の適当なレジストリに転送するかする。

クラスレスドメイン間経路制御(CIDR)を用いた階層的なアドレス体系を促進
するため、その他の全ての ISP は上流プロバイダに対してアドレス空間を要求
するべきである。ISPは、その時点での要求に基づき連続するブロックが割り振
られた場合に、インターネットでの経路制御性が十分に高いと考えられ、かつ
以下の条件を一つ以上満足している場合に限り、地域レジストリに直接請求す
る。

        a) ISP が主要な相互接続点に直接接続している。(この文書において
           は、主要な相互接続点とは、4つ以上の独立したISPが接続された、
           OSI参照モデルの第2層での接続を行なう中立な相互接続点であると定
           義される。)

        b) ISP がマルチホーム、すなわち、世界的なインターネットに対して
           複数の接続を同時に行い、どれか一方をメインにするという使い方
           をしない場合。

直接 IR から発行された(接続ブロバイダに基づかない)アドレスは、インター
ネット上で最も経路制御性が低いことに注意されたい。

以下の各項が ISP に対する IP アドレス割り振り指針である:

1.      CIDR アドレスは ISP にブロックで割り振られる。このブロックはそ
        のまま使用することが望ましい。CIDR ブロックを細分化することは避
        けるべきである。つまり、ISP はアドレスの割り当てを、接続サービ
        スを提供する期間中だけ貸し出すものとして取り扱うことが推奨され
        る。インターネットへの接続契約が終了した場合、つまり、顧客が他
        のサービスプロバイダに移行した時には、その顧客は使用中のアドレ
        スを返却し、新たなプロバイダのアドレス空間に renumber すること
        が要請されている。ISP はそのIP アドレスを再利用する前に、
        renumber のための十分な時間を提供しなければならない。

2.      CIDR の効率的な実現と利用のために、地域レジストリは CIDR でサポー
        トされている適切なビット境界に従ってアドレスを発行する。

3.      ISP はアドレス空間を効率的に利用することが要求される。このため
        ISPは、各割り当てに対して文書で根拠を提示できるようにしておかなけ
        ればならない。地域レジストリは、いつでも、その情報を要求すること
        ができる。 この情報が提示されない場合には、将来の割り振りに影響
        が及ぶことがある。極端な場合には、既に貸し出されたアドレスに対
        しても影響が及ぶことがある。

4.      IP アドレスは "slow-start" 手順によって ISP に割り振られる。新
        しいISP は現在の要求に基づいた最低量の割り振りを受ける。その後、
        レジストリに提示された利用確認によって、ブロックが大きくなるこ
        ともある。上位レジストリは、適切な量の初期割り振りや、追加割り
        振りを決定する責任を持つ。アドレスの追加の際には、ISP が上位レ
        ジストリから3ヵ月はアドレス割り振りを受けなくてもすむような十分
        な量が割り振られる。ここで、予想された顧客数は、上位レジストリ
        によるアドレス割り振りにはほとんど影響しないことに注意されたい。
        初期割り当ては、現在および将来の経路制御上の制約に基づいて行わ
        れるのではなく、提示された必要量に基づいて行われる。

5.      IPv4 アドレス空間の利用効率を上げるため、全ての割り当ては、各サ
        イトでは可変長サブネットマスク(VLSM)およびクラスレスな技術を
        使用することができるという仮定に基づいて行われる。クラスフルな
        条件によるアドレス要求は、詳細な理由が必要である。管理の容易さ
        のためにクラスフルな技術を用いることは、残りの IPv4 アドレス空
        間が限られているため、一般には認められない。

6.      地域レジストリは割り当てサイズの上限を設け、そのサイズを越える
        割当に際しては(ISPの判断のみではなく)地域レジストリの判断が要求
        されるようにしても良い。

7.      IPv4 アドレス空間の残りが限られているため、ダイアルアップユーザ
        に静的にアドレスを割り当てること(例えば、顧客毎にアドレスを一
        つづつ)は止めるべきである。静的なアドレス割り当てによって管理
        が容易になることは理解できるが、IPv4 アドレス空間の現在の消費率
        は、管理上の容易さのためのアドレス割り当てを許すものではない。
        静的なアドレス割り当てを計画している組織は、可能な限り動的に割
        り当てる技術を導入することが期待されている。

2.2 割り当て情報の提出

データベースの管理およびデータベースの完全性確保を促進するために、割り
当て情報は迅速かつ効果的に提出されなければならない。そのため、割り当て
の直後に割り当て情報を地域レジストリに提出しなければならない。次の理由
により割り当て情報の送信が必要になる:

        a) 運用上あるいはセキュリティ上の問題が発生した場合に、誰がその
           ネットワーク番号を使用しており、コンタクトは誰かという情報を
           運用スタッフに提供するため

        b) プロバイダが現在割り振られているCIDRブロックの大半を消費して
           いることを確認し、それにより次の割り振りの必要性を判断するた
           め

        c) IP アドレスの割り振り状況の調査をしやすくするため

割り当て情報を提出する手続きは、各地域レジストリによって、それら独自の
要求に基づいて決定される。

全てのサブレジストリ(ISP やローカルレジストリなど)は、再割り当てガイ
ドラインに関する情報を得るため、対応する地域レジストリに登録を行わなけ
ればならない。およそ 80% の再割り当て情報が登録されるまでは、追加の
CIDR ブロックが地域レジストリや上流プロバイダから割り当てられることはな
い。


                      3. 割り当てのフレームワーク

割り当てはあるブロックの IP アドレスに対する権限が各組織に委譲されるこ
とである。各組織は割り当てられたアドレスを内部のみで使用することができ
る。アドレスを更に別な組織に委譲してはならない。ここでは、アドレスの割
り当てやアドレス割り当てのフレームワークに関わるいくつかの事項について
議論する。

インターネットが現存する技術を用いて規模が拡大していくため、地域レジス
トリのサービスの利用は、以下の条件を一つ以上満たす組織の IP アドレスの
割り当てに限られる:

        a) 組織が、現在も将来も、インターネットに接続する意志がなく、し
           かも世界的にユニークな IP アドレスが必要な場合。このような組
           織は RFC1918 で予約されたアドレスを利用することを考慮しなけ
           ればならない。これが不可能であると判断された場合、ユニークな
          (インターネットで経路制御の対象にはならないだろうが)IP アド
           レスが割り当てられる。

        b) 組織がマルチホームしており、全ての接続を均等に利用する場合。

        c) 組織の要求が非常に大きく、例えば要求をカバーするネットワーク
           プリフィックス長が /18 以下である場合。

この他の全ての組織は、アドレス空間に関してはそれぞれの ISP に相談しな
ければならない。あるいは、インターネットへの接続が確立するまで RFC1918
に記述された、接続されていないネットワークのために予約されたアドレスを
使用する。注意しなければならないのは、IR から(プロバイダとは独立に)発
行されたアドレスは、インターネットではもっとも経路制御性が低いというこ
とである。

3.1 レジストリに共通な要求点

インターネットにおける IP アドレスは限られているため、アドレス空間の利
用率がネットワーク番号の割り当てにおいては重要なキーになる。それゆえ、
インターネット全体として最も重要な関心事として、利用率に基づいてアドレ
ス割り当てを管理するような指針が作成されてきた。

トポロジを考慮した場合には例外措置が必要にはなるが、ネットワーク番号を
得るための基本的な基準は以下のようになる:

        割り当て直後に 25% の利用率
        一年以内に 50% の利用率

上の数字は指針として利用されるべきものであり、一年後の数字がこの範囲に
ぴったりと収まらない場合もある。各組織は一年後の利用率に関して高い確実
性を示す必要があり、その確実性を立証する文書を提示しなければならない。

各組織は、現在の利用率と一年後の利用率の予測に基づいてアドレス割り当て
を受ける。妥当な場合には、/24 より長いプリフィックスが割り当てられる。
128 ホスト未満の組織に対しては、IR は直接 IP アドレスの割り当てを行わな
い。レジストリから承認されたプロバイダが、長いプリフィックスを世界的な
経路制御システムにアナウンスすることを承認した旨の文書が提示された場合
には、/24 より長いプリフィックスが発行される。

詳細な理由を提示しない場合には、機器が対応していないことによる例外措置
は適用されない。各組織は、アドレスの利用率を最大にするために、内部で可
変長サブネットマスク(VLSM)を実装するべきである。アドレスの割り当ては、
VLSM が実装されているか、実装予定であることを仮定して行われる。

IP アドレスは基準に適合している限り有効である。アドレス空間に対する要
求がもはや存在していないと判断した場合、IANA はそのアドレスを回収する
権限を有する。アドレスを回収する場合、該当するレジストリは、アドレスが
未使用 IPv4 アドレス空間に返還されたことを通知するように努力する。

3.2 ネットワーク技術計画

レジストリは割り当てを行なう前に、各アドレス空間の申請を、アドレス空間
を要求している組織のネットワーク計画の観点からを調査しなければならない。
この計画は次の情報を含むように文書にしなければならない:

        1. サブネットマスクや、少なくとも一年間の各サブネットのホスト数
           を含むサブネット計画。

        2. ネットワークトポロジの記述。

        3. 使用する経路制御プロトコルや制約事項を含むネットワークの経路
           制御計画の記述。

サブネット計画には次のことが含まれなければならない:

        a) ネットワーク中の全てのサブネットの表

        b) それぞれのサブネットマスク

        c) サブネット毎のホスト数の予測

        d) 各サブネットの概要の簡単な説明

もしサブネット化を実施しない場合には、それが出来ない理由の説明が必要で
ある。ここで注意したいのは、ホスト数やサブネット数の予測は現実の要求に
基づくものであって、管理の容易さに基づくものであってはならないことであ
る。

3.3 以前の割り当て履歴

アドレス空間の利用率向上のため、レジストリは、以前にその組織に対してア
ドレスの割り当てが行なわれていた場合には、そのアドレス空間の利用に関す
る情報を要求する。アドレス空間の割り振りにおいては、ある「組織」は、共
通の親組織の元の全ての部門や子会社を含んだものと考える。過去の割り当て
履歴には、その組織に割り当てられた全てのネットワーク番号と、それらのネッ
トワークのマスク、および、各(サブ)ネットワーク毎のホスト数が含まれてい
なければならない。割り当てを行うレジストリが、提示されたネットワークの
記述が正確であることを確信するに足る裏付け情報が添付されるべきである。
地域レジストリは、経路表の効率性を考慮し、各申請はケースバイケースに取
り扱われる。

3.4 ネットワーク構築計画

必要な時期に適切な大きさの空間を割り当てるため、レジストリはネットワー
クの構築計画を求めることがある。構築計画には各期間に接続するホスト数、
その期間の成長率の予測および成長に対応するネットワークトポロジの変化が
含まれていなければならない。

3.5 組織情報

レジストリは、組織が申請に記述された通りの組織である事を確認できるよう
な公にされた文書類の提供を要求することがある。これは、パンフレット、会
社案内やそれらに類する文書でよい。

3.6 予測された利用率

前に述べたように、ある組織にどのぐらいのアドレス空間が適当かを決定する
キーは、予測されたネットワークの利用率である。予測利用率はネットワーク
に接続されるホスト数をネットワークに接続可能なホスト数で割った値である。
さらにホスト数の予測は、妥当な期間に対して行なわれるべきである。妥当な
期間とは、要求している組織が強い確信をもって予測できるような期間にであ
る。利用率の下限は IANA によって指定され、いつでも変更されることがある。
新しい利用率は文書化されたポリシを更新する前に、地域レジストリによって
施行されることもある。

                    4. レジストリの運用ガイドライン

1.      地域レジストリは、主な機能として登録サービスを行う。そのため、
        地域レジストリは行なったサービスに対して課金を行なう事がある。
        課金は一般的にはサービスを提供するためにかかったコストに比例し
        て行なわれる。

2.      アドレス空間の割り当て元に関わらず、サブレジストリ(ローカル IR
        や ISP など)は対応する地域レジストリのガイドラインに従わなけれ
        ばならない。つまり、これらの顧客もそのガイドラインに従うことに
        なる。

3.      アドレス空間の効果的な利用のため、IP アドレスはクラスレスなブロッ
        ク単位で割り振り・割り当てを行われなければならない。すなわち、割
        り当ては Class C や Class B という単位ではなく、プリフィックス
        長によって行われる。したがって、以前ならば Class B を割り当てら
        れたような組織には、実際のアドレスクラスに関わらず、現在は/16
        プリフィックスが割り当てられる。

4.      すべての IP アドレス申請は、地域レジストリによって適切であると
        認められる全ての方法を用いて、検査や確認の対象となる。もし割り
        当てが偽の情報に基づくものであれば、レジストリは申請を無効にし、
        割り当てられたアドレスを未割り当てアドレスとして回収することで
        きる。

5.      インターネットの経路制御システムの技術的および実現上の制約や経
        路制御上のオーバヘッドのため、世界的にアナウンスされている経路
        数を減らすために主要な通過プロバイダは制約を設けてもよい。これ
        には経路表に登録される CIDR プリフィックスの長さを制限したり、
        集成されていない経路を排除することなどが含まれる。それゆえ、地
        域レジストリから直接取得したアドレス(プロバイダに依存しないも
        の。いわゆる portable と呼ばれるもの)は、インターネットで経路
        制御される保証はない。

6.      アドレス空間を要求するために提出する情報は、その組織にとって機
        密情報とみなされる場合が多い。割り当てを行うレジストリは、要求
        する組織が特に機密であると示したあらゆる全ての情報は秘密にして
        おかなければならない。もし要求する組織にとってプライバシの保証
        を得られない場合には、割り当てを行うレジストリの親レジストリに
        割り当てを要求してもよい。この場合、親レジストリは割り当てを行
        うレジストリに対して、割り当てるべきアドレスの大きさを指示する。

7.      IP アドレスの譲渡は地域レジストリの承認を必要とする。譲渡を受け
        る組織は、直接 IR からアドレスを取得する場合と同じ基準を満足し
        ていなければならない。

                    5. IN-ADDR.ARPA ドメインの管理

地域レジストリは、ISP に直接割り振ったアドレスの親ブロックあるいは /16
より短いプリフィックス長の CIDR ブロックに対する IN-ADDR.ARPA レコード
のみの管理を行う。ローカル IR や ISP で /16 以下のプリフィックスを有す
るものは、顧客の IN-ADDR.ARPA リソースレコードを全て管理する必要がある。

特定のプロバイダと関係のない IN-ADDR.ARPA リソースレコードは地域レジス
トリによって管理される。

                             6. 抗議の権利

もしアドレスを割り当てたレジストリが必要な手順に従っていない場合には、
その組織は親レジストリに抗議する権利がある。

このような場合、割り当てを行うレジストリは、すべての関連する文書を親レ
ジストリに提出し、親レジストリの判断を最終判断とみなさなければならない
(親の親レジストリに対する抗議がない場合)。他に方法が無くなった場合に
は、必要であればIANAに最終判断を求めることができる。各レジストリはポリ
シの一部として、そのレジストリによる割当の判断に対して抗議を行なう方法
を文書により明示化しておかなければならない。

                              7. 参考文献

[RFC 1519] V. Fuller, T. Li, J. Yu, K. Varadhan,
        "Classless Inter-Domain Routing (CIDR): an Address Assignment
        and Aggregation Strategy".

[RFC 1518] Y. Rekhter, T.Li, "An Architecture for IP Address Allocation
        with CIDR".

[RFC 1918] Y. Rekhter, B. Moskowitz, D. Karrenberg, G. de Groot,
        "Address Allocation for Private Internets".

[RFC 1814] E. Gerich, "Unique Addresses are Good"

[RFC 1900] B. Carpenter, Y. Rekhter, "Renumbering Needs Work"

                           8. 著者のアドレス

     Kim Hubbard
     InterNIC Registration Services
     c/o Network Solutions
     505 Huntmar Park Drive
     Herndon, VA 22070
     Phone: (703) 742-4870
     email: kimh@internic.net

     Jon Postel
     USC/Information Sciences Institute
     4676 Admiralty Way
     Marina del Rey, CA  90292
     Phone: 310-822-1511
     EMail: Postel@ISI.EDU

     Mark Kosters
     InterNIC Registration Services
     c/o Network Solutions
     505 Huntmar Park Drive
     Herndon, VA 22070
     Phone: (703) 742-4795
     email: markk@internic.net

     David Conrad
     Asia Pacific Network Information Centre
     c/o United Nations University
     53-70 Jingumae 5-chome,
     Shibuya-ku, Tokyo 150
     JP
     Phone: +81-3-5467-7014
     email: davidc@APNIC.NET

     Daniel Karrenberg
     RIPE NCC
     Kruislaan 409
     SJ Amsterdam NL-1098
     NL
     Phone: +31 20 592 5065
     email: dfk@RIPE.NET

有効期限 6ヵ月

[以下原文]-------------------------------------------------------------------

 INTERNET-DRAFT
                                                      K. Hubbard
                                                      InterNIC
                                                      M. Kosters
                                                      InterNIC
                                                      D. Conrad
                                                      APNIC
                                                      D. Karrenberg
                                                      RIPE
                                                      J.Postel
                                                      IANA
                                                      June 1996


                INTERNET REGISTRY IP ALLOCATION GUIDELINES
                 draft-hubbard-registry-guidelines-02.txt


 Status of this Memo

    "This memo provides information for the Internet community.  This
    memo does not specify an Internet standard of any kind.  Distribution
    of this memo is unlimited."

    This document is an Internet Draft.  Internet Drafts are working
    documents of the Internet Engineering Task Force (IETF), its Areas,
    and its Working Groups.  Note that other groups may also distribute
    working documents as Internet Drafts.

    Internet Drafts are draft documents valid for a maximum of six
    months.  Internet Drafts may be updated, replaced, or obsoleted by
    other documents at any time.  It is not appropriate to use Internet
    Drafts as reference material or to cite them other than as a
    ``working draft'' or ``work in progress.''

    To learn the current status of any Internet-Draft, please check the
    ``1id-abstracts.txt'' listing contained in the Internet- Drafts
    Shadow Directories on ftp.is.co.za (Africa), nic.nordu.net (Europe),
    munnari.oz.au (Pacific Rim), ds.internic.net (US East Coast), or
    ftp.isi.edu (US West Coast).


 Abstract

 This document describes the registry system for the distribution of
 globally unique Internet address space and registry operations.
 Particularly this document describes the rules and guidelines
 governing the distribution of this address space.

 This document replaces RFC 1466, with all the guidelines and
 procedures updated and modified in the light of experience.

 This document does not describe private Internet address space and
 multicast address space.  It also does not describe regional and local
 refinements of the global rules and guidelines.

 This document can be considered the base set of operational guidelines
 in use by all registries.  Additional guidelines may be imposed by a
 particular registry as appropriate.










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 Table of Contents

     1.  Introduction.......................................3

     2.  Allocation Framework...............................4
     2.1  Guidelines for Internet Service Providers.........4
     2.2  Submission of Reassignment Information............7

     3.   Assignment Framework..............................7
     3.1  Common Registry Requirements......................8
     3.2  Network Engineering Plans.........................9
     3.3  Previous Assignment History.......................10
     3.4  Network Deployment Plans..........................10
     3.5  Organization Information..........................10
     3.6  Expected Utilization Rate.........................10

     4.   Operational Guidelines for Registries.............10

     5.   In-Addr.Arpa Domain Maintenance...................12

     6.   Right to Appeal...................................12

     7.   References........................................12

     8.   Authors' Addresses................................13


























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                             1. Introduction

 The registry procedures described in this document are largely defined by
 the nature and limitations of current routing and router technology.  After
 extensive review and discussion, the authors of this document, the IETF
 working group that reviewed it and the IESG have concluded that there are
 no other currently deployable technologies available to overcome these
 limitations. In the event that routing or router technology develops to the
 point that adequate routing aggregation can be achieved by other means or
 that routers can deal with larger routing and more dynamic tables,
 different registry procedures may become appropriate.

 Internet address space is distributed according to the following
 three goals:

 1) Conservation: Fair distribution of globally unique Internet address
 space according to the operational needs of the end-users and Internet
 Service Providers operating networks using this address space.
 Prevention of stockpiling in order to maximize the lifetime of the
 Internet address space.

 2) Routability: Distribution of globally unique Internet addresses
 in a hierarchical manner, permitting the routing scalability of
 the addresses. This scalability is necessary to ensure proper
 operation of Internet routing, although it must be stressed that
 routability is in no way guaranteed with the allocation or
 assignment of IPv4 addresses.

 3) Registration: Provision of a public registry documenting address
 space allocation and assignment.  This is necessary to ensure
 uniqueness and to provide information for Internet trouble shooting
 at all levels.

 It is in the interest of the Internet community as a whole that the
 above goals be pursued.  However it should be noted that
 "Conservation" and "Routability" are often conflicting goals.  All
 the above goals may sometimes be in conflict with the interests of
 individual end-users or Internet service providers.  Careful analysis
 and judgement is necessary in each individual case to find an
 appropriate compromise.

 The Internet Registry system

 In order to achieve the above goals the Internet Registry (IR) hierarchy
 was established.

 The Internet Registry hierarchy consists of the following levels of
 hierarchy as seen from the top down: IANA, Regional IRs, Local IRs.



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 IANA

 The Internet Assigned Numbers Authority has authority over all number
 spaces used in the Internet.  This includes Internet Address Space. IANA
 allocates parts of the Internet address space to regional IRs according
 to its established needs.

 Regional IRs

 Regional IRs operate in large geopolitical regions such as continents.
 Currently there are three regional IRs established; InterNIC serving
 North America, RIPE NCC serving Europe, and AP-NIC serving the Asian
 Pacific region.  Since this does not cover all areas, regional IRs also
 serve areas around its core service areas.  It is expected that the
 number of regional IRs will remain relatively small.  Service areas will
 be of continental dimensions.



































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 Regional IRs are established under the authority of the IANA.  This
 requires consensus within the Internet community of the region.  A con-
 sensus of Internet Service Providers in that region may be necessary to
 fulfill that role.

 The specific duties of the regional IRs include coordination and
 representation of all local IRs in its respective regions.

 Local IRs

 Local IRs are established under the authority of the regional IR and
 IANA.  These local registries have the same role and responsibility as
 the regional registries within its designated geographical areas.  These
 areas are usually of national dimensions.

                         2.  Allocation Framework

 2.1  Guidelines for Internet Service Providers (ISPs)

 This document makes a distinction between the allocation of IP addresses
 and the assignment of IP addresses.  Addresses are allocated to ISPs by
 regional registries to assign to its customer base.

 ISPs who exchange routing information with other ISPs at multiple loca-
 tions and operate without default routing may request space directly
 from the regional registry in its geographical area.  ISPs with no
 designated regional registry may contact any regional registry and the
 regional registry may either handle the request or refer the request to
 an appropriate registry.

 To facilitate hierarchical addressing, implemented using Classless
 Inter-Domain Routing (CIDR), all other ISPs should request address space
 directly from its upstream provider.  ISPs only request address space
 directly from regional registries if their immediate requirement, when
 satisfied with a contiguous block allocation, has a reasonable probabil-
 ity of being routable on the Internet, and they meet one or more of the
 following conditions.

        a)  the ISP is directly connected to a major routing exchange
            (for purposes of this document, a major routing exchange
             is defined as a neutral layer 2 exchange point connecting
             four or more unrelated ISPs.)

        b)  the ISP is multi-homed, that is, it has more than one
            simultaneous connection to the global Internet and no
            connection is favored over the other

    Note that addresses issued directly from the IRs, (non-provider



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 based),
    are the least likely to be routable across the Internet.

 The following are the IP allocation guidelines for ISPs:

 1.     CIDR addresses are allocated to ISPs in blocks.  It is
        recommended that those blocks remain intact.  Fragmentation of
        CIDR blocks is discouraged.  More specifically, ISPs are
        encouraged to treat address assignments as loans for the
        duration of the connectivity provision.  At the termination
        of the Internet connectivity contract, e.g., the customer
        moves to another service provider, it is recommended the
        customer return the network addresses currently in use and
        renumber into the new provider's address space.  The ISP
        should allow sufficient time for the renumbering process to be
        completed before the IP addresses are reused.

 2.     To ensure efficient implementation and use of Classless
        Inter-Domain Routing (CIDR), the Regional Registries issue
        address space on appropriate "CIDR-supported" bit boundaries.

 3.     ISPs are required to utilize address space in an efficient
        manner.  To this end, ISPs should have documented
        justification available for each assignment.  The regional
        registry may, at any time, ask for this information.  If the
        information is not available, future allocations may be impacted.
        In extreme cases, existing loans may be impacted.

 4.     IP addresses are allocated to ISPs using a slow-start
        procedure.  New ISPs will receive a minimal amount based
        on immediate requirement.  Thereafter,  allocated blocks may be
        increased based on utilization verification supplied to the
        regional registry.  The parent registries are responsible for
        determining appropriate initial and subsequent allocations.
        Additional address allocations will provide enough address space
        to enable the ISP to assign addresses for three months
        without requesting additional address space from its parent
        registry.  Please note that projected customer base has little
        impact on the address allocations made by the parent registries.
        Initial allocation will not be based on any current or future
        routing restrictions but on demonstrated requirements.

  5.    Due to the requirement to increase the utilization efficiency
        of IPv4 address space, all assignments are made with the
        assumption that sites make use of variable length subnet mask
        (VLSM) and classless technologies within their network.  Any
        request for address space based on the use of classfull
        assumptions will require a detailed justification.  The use of



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        classfull technologies for the purposes of administrative
        convenience is generally insupportable due to the limited
        availability of free IPv4 address space.

  6.    Regional registries may set a maximum limit on assignment sizes
        such that a second opinion of the regional registry is required.

  7.    Due to constraints on the available free pool of IPv4 address
        space, the use of static IP address assignments (e.g., one
        address per customer) for dial-up users is strongly discouraged.
        While it is understood that the use of static addressing may
        ease some aspects of administration, the current rate of
        consumption of the remaining unassigned IPv4 address space does
        not permit the assignment of addresses for administrative ease.
        Organizations considering the use of static IP address assignment
        are expected to investigate and implement dynamic assignment
        technologies whenever possible.

 2.2  Submission of Reassignment Information

  It is imperative that reassignment information be submitted in a prompt
  and efficient manner to facilitate database maintenance and ensure
  database integrity.  Therefore, assignment information must be
  submitted to the regional registry immediately upon making the
  assignment.  The following reasons necessitate transmission of the
  reassignment information:

        a)  to provide operational staff with information on who is using
            the network number and to provide a contact in case of
            operational/ security problems,

        b)  to ensure that a provider has exhausted a majority of its
            current CIDR allocation, thereby justifying an additional
            allocation,

        c)  to assist in IP allocation studies.

  Procedures for submitting the reassignment information will be
  determined by each regional registry based on its unique requirements.

  All sub-registries (ISPs, Local registries, etc.) must register with
  their respective regional registry to receive information regarding
  reassignment guidelines.  No additional CIDR blocks will be
  allocated by the regional registry or upstream providers until
  approximately 80% of all reassignment information has been submitted.

                         3. Assignment Framework




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 An assignment is the delegation of authority over a block of IP
 addresses to an end enterprise.   The end enterprise will use addresses
 from an assignment internally only; it will not sub-delegate those
 addresses.  This section discusses some of the issues involved in
 assignments and the framework behind the assignment of addresses.

 In order for the Internet to scale using existing technologies, use of
 regional registry services should be limited to the assignment of IP
 addresses for organizations meeting one or more of the following condi-
 tions:

       a)  the organization has no intention of connecting to
           the Internet-either now or in the future-but it still
           requires a globally unique IP address.  The organization
           should consider using reserved addresses from RFC1918.
           If it is determined this is not possible, they can be
           issued unique (if not Internet routable) IP addresses.

       b)  the organization is multi-homed with no favored connection.

       c)  the organization's actual requirement for IP space is
           very large, for example, the network prefix required to
           cover the request is of length /18 or shorter.

  All other requestors should contact its ISP for address
  space or utilize the addresses reserved for non-connected networks
  described in RFC1918 until an Internet connection is established.
  Note that addresses issued directly from the IRs,(non-provider based),
  are the least likely to be routable across the Internet.

 3.1  Common Registry Requirements

 Because the number of available IP addresses on the Internet is limited,
 the utilization rate of address space will be a key factor in network
 number assignment.  Therefore, in the best interest of the Internet as a
 whole, specific guidelines have been created to govern the assignment of
 addresses based on utilization rates.

 Although topological issues may make exceptions necessary, the basic
 criteria that should be met to receive network numbers are listed below:

                 25% immediate utilization rate
                 50% utilization  rate within 1 year

 The utilization rate above is to be used as a guideline, there may be be
 occasions when the 1 year rate does not fall exactly in this range.
 Organizations must exhibit a high confidence level in its 1 year utili-
 zation rate and supply documentation to justify the level of confidence.



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 Organizations will be assigned address space based on immediate utiliza-
 tion plus 1 year projected utilization.  A prefix longer than /24 may be
 issued if deemed appropriate.  Organizations with less than 128 hosts
 will not be issued an IP address directly from the IRs.  Organizations
 may be issued a prefix longer than /24 if the organization can provide
 documentation from a registry recognized ISP indicating the ISP will
 accept the long prefix for injection into the global routing system.

 Exceptions to the criteria will not be made based on insufficient equip-
 ment without additional detailed justification.  Organizations should
 implement variable length subnet mask (VLSM) internally to maximize the
 effective utilization of address space.  Address assignments will be
 made under the assumption that VLSM is or will be implemented.

 IP addresses are valid as long as the criteria continues to be met. The
 IANA reserves the right to invalidate any IP assignments once it is
 determined the the requirement for the address space no longer exists.
 In the event of address invalidation, reasonable efforts will be made by
 the appropriate registry to inform the organization that the addresses
 have been returned to the free pool of IPv4 address space.

 3.2  Network Engineering Plans

 Before a registry makes an assignment, it must examine each address
 space request in terms of the requesting organization's networking
 plans.  These plans should be documented, and the following information
 should be included:

       1.  subnetting plans, including subnet masks and number of
           hosts on each subnet for at least one year

       2.  a description of the network topology

       3.  a description of the network routing plans, including the
           routing protocols to be used as well as any limitations.

  The subnetting plans should include:

       a)  a tabular listing of all subnets on the network

       b)  its associated subnet masks

       c)  the estimated number of hosts

       d)  a brief descriptive remark regarding the subnet.

 If subnetting is not being used, an explanation why it cannot be imple-
 mented is required.  Care must be taken to ensure that the host and



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 subnet estimates correspond to realistic requirements and are not based
 on administrative convenience.

 3.3  Previous Assignment History

 To promote increased usage of address space, the registries will require
 an accounting of address space previously assigned to the enterprise, if
 any.  In the context of address space allocation, an "enterprise" con-
 sists of all divisions and/or subsidiaries falling under a common parent
 organization.  The previous assignment history should include all net-
 work numbers assigned to the organization, plus the network masks for
 those networks and the number of hosts on each (sub-)network.  Suffi-
 cient corroborating evidence should be provided to allow the assigning
 registry to be confident that the network descriptions provided are
 accurate.  Routing table efficiency will be taken into account by the
 regional registries and each request will be handled on a case by case
 basis.


 3.4  Network Deployment Plans

 In order to assign an appropriate amount of space in the required time
 frame, a  registry  may request deployment plans for a network.  Deploy-
 ment plans should include the number of hosts to be deployed per time
 period, expected network growth during that time period, and changes in
 the network topology that describe the growth.

 3.5  Organization Information

 A registry may request that an organization furnish a published descrip-
 tion verifying that the organization is what it claims to be.  This
 information can consist of brochures, documents of incorporation, or
 similar published material.

 3.6  Expected Utilization Rate

 As stated in the foregoing text, one of the key factors in determining
 how much address space is appropriate for an organization is the
 expected utilization rate of the network.  The expected utilization rate
 is the number of hosts connected to the network divided by the total
 number of hosts possible on the network.  In addition, the estimated
 number of hosts should be projected over a reasonable time frame, i.e.,
 one in which the requesting enterprise has a high level of confidence.
 The minimal utilization rate is set by the IANA and may be changed at
 any time.  New utilization rates may be enforced by the regional regis-
 tries prior to updating the written policy.





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                4.  Operational Guidelines For Registries

 1.     Regional Registries provide registration services as its
        primary function.  Therefore, regional registries may charge some
        fee for services rendered, generally in relation to the cost of
        providing those services.

 2.     Regardless of the source of its address space, sub-registries
        (Local IRs, ISPs, etc.) must adhere to the guidelines of its
        regional registry.  In turn, it must also ensure that its
        customers follow those guidelines.

 3.     To maximize the effective use of address space, IP addresses need
        to be assigned/allocated in classless blocks.  With this in mind,
        assignments will not be made in Class Cs or Bs but by prefix
        length.  Consequently, an organization that would have been
        assigned a Class B in the past will now be assigned a /16 prefix,
        regardless of the actual address class.

 4.     All IP address requests are subject to audit and verification
        by any means deemed appropriate by the regional registry.
        If any assignment is found to be based on false information,
        the registry may invalidate the request and return the
        assigned addresses back to the pool of free addresses for
        later assignment.

 5.     Due to technical and implementation constraints on the Internet
        routing system and the possibility of routing overload, major
        transit providers may need to impose certain restrictions to
        reduce the number of globally advertised routes.  This may
        include setting limits on the size of CIDR prefixes added to
        the routing tables, filtering of non-aggregated routes, etc.
        Therefore, addresses obtained directly from regional registry
        (provider-independent, also known as portable) are not
        guaranteed routable on the Internet.

 6.     Information provided to request address space is often considered
        sensitive by the requesting  organization.  The assigning
        registry must treat as confidential any and all information
        that the requesting organization specifically indicates as
        sensitive.  When a requesting organization does not have
        assurance of privacy, the parent of the assigning registry may
        be required to do the assignment.  In such cases, the parent
        registry will provide the assigning registry with information
        regarding the appropriate amount of address space to allocate.

 7.    The transfer of IP addresses from one party to another must be
       approved by the regional registries.  The party trying to obtain



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       the IP address must meet the same criteria as if they were
       requesting an IP address directly from the IR.

                   5.  In-ADDR.ARPA Domain Maintenance

 The regional registries will be responsible for maintaining IN-ADDR.ARPA
 records only on the parent blocks of IP addresses issued directly to the
 ISPs or those CIDR blocks of less than /16.  Local IRs/ISPs with a pre-
 fix length of /16 or shorter will be responsible for maintaining all
 IN-ADDR.ARPA resource records for its customers.

 IN-ADDR.ARPA resource records for networks not associated with a
 specific provider will continue to be maintained by the regional regis-
 try.

                           6.  Right to Appeal
 If an organization feels that the registry that assigned its address has
 not performed its task in the requisite manner, the organization has the
 right of appeal to the parent registry.

 In such cases, the assigning registry shall make available all relevant
 documentation to the parent registry, and the decision of the parent
 registry shall be considered final (barring additional appeals to the
 parent registry's parent).  If necessary, after exhausting all other
 avenues, the appeal may be forwarded to IANA for a final decision.  Each
 registry must, as part of their policy, document and specify how to
 appeal a registry assignment decision.


                              7.  References

 [RFC 1519] V. Fuller, T. Li, J. Yu, K. Varadhan,
    "Classless Inter- Domain Routing (CIDR): an Address
    Assignment and Aggregation Strategy".

 [RFC 1518] Y. Rekhter, T. Li, "An Architecture for IP
    Address Allocation with CIDR".

 [RFC 1918] Y. Rekhter, B. Moskowitz, D. Karrenberg, G. de Groot,
  "Address Allocation for Private Internets".

 [RFC 1814] E. Gerich, "Unique Addresses are Good"

 [RFC 1900] B. Carpenter, Y. Rekhter, "Renumbering Needs Work"







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 8. Authors' Addresses

     Kim Hubbard
     InterNIC Registration Services
     c/o Network Solutions
     505 Huntmar Park Drive
     Herndon, VA 22070
     Phone: (703) 742-4870
     email: kimh@internic.net

     Jon Postel
     USC/Information Sciences Institute
     4676 Admiralty Way
     Marina del Rey, CA  90292
     Phone: 310-822-1511
     EMail: Postel@ISI.EDU

     Mark Kosters
     InterNIC Registration Services
     c/o Network Solutions
     505 Huntmar Park Drive
     Herndon, VA 22070
     Phone: (703) 742-4795
     email: markk@internic.net

     David Conrad
     Asia Pacific Network Information Centre
     c/o United Nations University
     53-70 Jingumae 5-chome,
     Shibuya-ku, Tokyo 150
     JP
     Phone: +81-3-5467-7014
     email: davidc@APNIC.NET

     Daniel Karrenberg
     RIPE NCC
     Kruislaan 409
     SJ Amsterdam NL-1098
     NL
     Phone: +31 20 592 5065
     email: dfk@RIPE.NET










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