コンセンサスとは
JPNICやAPNICのポリシーフォーラムにおける「コンセンサス」とは、 特定の提案事項に対するコミュニティの「総意」を意味します。 そして、コンセンサスに至った提案はJPNICやAPNICのポリシー、 またはIPアドレス登録管理業務に反映、施行されます。
コンセンサスの判断は、提案が提出されたSIG(Special Interest Group: IPアドレス関連の特定のトピックスをオープンに議論する場)セッションのチェア(議長)が行い、 ミーティングでのコンセンサスの確認後、 ミーティングへ参加できなかったコミュニティメンバーへの確認も含めて、 メーリングリストで最終的な意見募集を行います。
ミーティングにおけるコンセンサスの確認は、提案内容に対して「賛成」、 「反対」のどちらかに参加者の挙手を求め、その状況をもとにSIGチェアが判断します。 判断は単純に多数決に基づくものではなく、 それまでの議論や会場の雰囲気も含めて総合的に判断します。 その後、メーリングリストでも大きな反対意見がないとチェアが判断した場合、 その提案は「コンセンサスに至った」とされます。