経路情報とは
経路情報とは、ネットワークに接続されたホストが、受信したパケットを次にどのホストへ送信すればよいのかを決めるために使われる情報です。経路情報は、そのホストの管理者によって静的に定義されたり、RIP、OSPF、BGPといった経路制御プロトコル(routing protocol)を使って交換された上で、ホストの中では経路表(routing table)の形で記憶されます。
インターネットでは膨大な経路情報が交換されており、その信憑性を確認するために、経路情報とその優先性に関する情報を蓄積したデータベースである、IRR(Internet Routing Registry)が使われています。JPNICにおいても、IRR(JPIRR)の試験サービスを実施しており、正式サービスの提供に向けて準備を進めています。
□IRRについて http://www.nic.ad.jp/ja/irr/