---------- PR -------------------------------------------------------- ┏━┳━┳━┳━┳━┓ JPNIC・JPCERT/CCセキュリティセミナー2004 ┃不┃正┃侵┃入┃の┃ http://www.nic.ad.jp/security-seminar/ ┣━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓ 詳細・お申し込みはこちらから! ┃実┃態┃と┃具┃体┃的┃対┃策┃ 2005年2月3日(木)~4日(金) ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛開催場所:大手町サンケイプラザ(東京) ---------------------------------------------------------------------- =================================== __ /P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.225【臨時号】2004.12.16 ◆ _/NIC =================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ News & Views vol.225 です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今年もインターネットの冬の風物詩「Internet Week 2004」が、2004年11月30 日~12月3日にかけて開催されました。本臨時号では、Internet Week 2004 レ ポート<第1弾>として、全体概要と第7回JPNICオープンポリシーミーティング の模様をお届けします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆Internet Week 2004レポート 1. Internet Week 2004 全体概要 2. 第7回JPNICオープンポリシーミーティング ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ Internet Week 2004 レポート <第1弾> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …………………………………………………………………………………………… 1. Internet Week 2004 全体概要 JPNIC 広報教育部 岡部ちぐさ …………………………………………………………………………………………… 2004年11月30日(火)から12月3日(金)の4日間にわたり、Internet Week 2004 を開催いたしました。Internet Weekは今回で8回目、パシフィコ横浜で開催す ること実に6回を数えます。今年はみなとみらい線が開通し、アクセスもかな り便利になりました。会場でも「駅から近くなった」という声が聞こえてまり ました。 今年は共催団体が開催するカンファレンスが10、技術動向の3時間の講義であ るチュートリアルが31、スポンサーによる1時間のソリューションセミナーが2、 BoFが7と全部で50プログラムを開催いたしました。セキュリティ関連や時節柄 個人情報保護に関するプログラムは特に人気があり、ネットワーク構築関連も 例年通りの賑いでした。 数あるネットワークイベントの中で、企業色のないニュートラルな立場で開催 するものは多くありません。Internet Weekはそういった数少ないイベントの 一つであると言えます。チュートリアルの講師は企業に勤務されている方が大 半ですが、Internet Weekでのご講演では技術に特化した内容にしていただき、 極力企業色や製品やサービスの宣伝を抑えていただいております。参加してく ださるインターネット技術者へ純粋に技術や情報を提供できるイベント開催は、 公益法人であるJPNICのミッションであると考えています。 ジャンルの細分化が進むインターネット技術業界において、横のつながりは思 いのほか薄いようです。そういうインターネット技術者全体で語り、問題を議 論するという場として集まっていただけるようなイベントになるよう、今後も 検討を重ねて参ります。 最後に、Internet Week 2005は2005年12月6日(火)~12月9日(金)にパシフィコ 横浜で開催予定です。皆様にまたお会いできるのを楽しみにしております。 【全体概要】 名称 Internet Week 2004 会期 2004年11月30日~12月3日 会場 パシフィコ横浜 会議センター 主催 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC) 共催 インシデント情報共有・分析センター(Telecom-ISAC Japan) 財団法人インターネット協会(IAjapan) OSDNジャパン(OSDN-J) 有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC) 社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA) 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) 日本UNIXユーザ会(jus) 協力 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG) モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF) WIDEプロジェクト(WIDE) 後援 総務省、文部科学省、経済産業省 協賛 NTTコミュニケーションズ株式会社(OCN) 株式会社日本レジストリサービス ネットワンシステムズ株式会社 インターネットマルチフィード株式会社 株式会社SRA 日本インターネットエクスチェンジ株式会社 BBIX株式会社 三菱電機情報ネットワーク株式会社 メディアエクスチェンジ株式会社 …………………………………………………………………………………………… 2. 第7回JPNICオープンポリシーミーティング報告 ポリシーワーキンググループ チェア NTT情報流通プラットフォーム研究所 藤崎智宏 …………………………………………………………………………………………… 第7回のJPNICオープンポリシーミーティング(以下、JPOPM)を、Internet Week 2004の2日目、12月1日(水)に開催しました。約80名の方々にご参加いただき、 活発な議論が実施されました。ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございま した。 さて、今回よりJPOPMの主催・運営を、新たに設立されました「ポリシーワー キンググループ」(以下、ポリシーWG)が実施しています。これは、前回の JPOPMで議論・合意されました日本のIPアドレス利用者コミュニティにおける、 新しいポリシー決定プロセス(*2)に依っています。 新ポリシー決定プロセスでは、日本におけるIPアドレス、及びAS番号等のイン ターネット資源管理に関するポリシーを検討・調整し、コンセンサスを形成す る場としてオープンポリシーフォーラムを定義しています。その中でJPOPMを オンサイトフォーラム、IP-USERSメーリングリスト(*3)をオンラインフォーラ ムと位置づけ、オンサイトフォーラム(JPOPM)によるポリシー提案、コンセン サス形成、オンラインフォーラム(IP-USERSメーリングリスト)によるより広い 範囲でのポリシー議論を経て、JPコミュニティで合意されたポリシー提案とし て取りまとめ、JPNICに実装を勧告することになります。このプロセスの運用 を、私どもポリシーWGが担うことになっております。 今まで以上に、JPコミュニティ皆様のご意見をアドレスポリシーとして反映し、 利用者本位のインターネット資源管理を実現していきたいと考えております ので、何とぞよろしくお願いいたします。 今回のミーティングでは、9件のプレゼンテーションが実施されました。今回 はポリシー提案事項はなく、全て情報提供や議論を目的としたものでした。プ ログラムは以下のようになっています(*4)。 1. オープンポリシーフォーラムについて 2. ポリシーWGの紹介 3. 歴史的経緯を持つPIアドレスへの対応に関するご報告 4. IPv6アドレスポリシーの世界の現状と日本 5. パネル討論:「WHOISサービスと情報公開」 6. JPNICにおけるレジストリデータの保護と応用の考え方について 7. JPNICアップデート 8. 世界のRIR状況報告 9. インターネットガバナンスの現状 ミーティングの冒頭で、今回から適用される今回から適用される新ポリシー決 定プロセスについて、今後は、JPNIC事務局サイドが何かする、ということで はなく、コミュニティサイドでポリシーを決めていくフォーメーションに変わっ ていくこと、そのためにポリシーWGを組織化し、運用していくという報告があ り、続けてポリシーWGの活動内容、メンバー紹介が実施されました。 その後、具体的な議題に入りました。各議題の概要は以下のようになっています。 3. 歴史的経緯を持つPIアドレスへの対応に関するご報告 歴史的経緯を持つPI(Provider Independent)アドレスにおいて、前回の JPOPMで得られた更新権限の明確化及び認証強化に関するコンセンサスの 実装状況の報告 4. IPv6アドレスポリシーの世界の現状と日本 IPv6アドレスポリシー形成の歴史と、海外で地域毎に行われている初期 割り振り条件変更の動きについての報告 5. 「WHOISサービスと情報公開」に関するパネル討論 各RIR(地域インターネットレジストリ)におけるWHOISデータベース 情報 公開の現状、JPNICの情報公開に関する考え方、ISPとしてのWHOIS情報公 開に対する考え、WHOIS利用者、の各観点からパネリストよりプレゼンテー ション、WHOISデータベースと情報公開の在り方について議論を実施 6. JPNICにおけるレジストリデータの保護と応用の考え方について レジストリデータの信頼性向上(セキュリティ確保)とレジストリデータ (IPアドレス、AS番号)を用いたJPNIC認証局の構築に向けた取り組みに ついての紹介 7. JPNICアップデート 前回のJPOPM6でのコンセンサス事項への対応に向けた取り組みと今年7 月以降のJPNIC IP事業部の活動内容、今後のスケジュール等の報告 8. 世界のRIR状況報告 IPアドレス・AS番号に関するポリシーなど、レジストリ業界の主な動向 と各RIRミーティングや活動状況についての報告 9. インターネットガバナンスの現状 NRO(*5)を始めとするインターネットガバナンスに関する国内外のトピッ クに関する紹介 各プレゼンテーションの資料はポリシーWGのWebページ(*4)に公開しておりま す。また、議事録も近日IP-USERSメーリングリスト、及びポリシーWGのWebペー ジ(*4)に公開する予定です。 ポリシーWGでは、皆様のご意見をもとに、JPNIC・APNICへのポリシー提案、提 言を実施していきます。皆様のご協力、及びご意見をよろしくお願いいたしま す。 (*2)新ポリシー決定プロセス http://www.nic.ad.jp/doc/jpnic-00962.html (*3)IP-USERSメーリングリスト http://www.nic.ad.jp/ja/profile/ml.html#ip (*4)第7回 JPNICオープンポリシーミーティング http://www.venus.gr.jp/opf-jp/opm7 (*5)NRO: Number Resource Organization http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-kz.html#03-nro ポリシーWGへのご質問・ご提案はjpopf@venus.gr.jpまでお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。 http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ___________________________________ ■■■■■ JPNICの活動はJPNIC会員によって支えられています ■■■■■ ::::: 会員リスト ::::: http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/ :::: 会員専用サイト :::: http://www.nic.ad.jp/member/(PASSWORD有) □┓ ━━━ N e w s & V i e w s への会員広告無料掲載実施中 ━━━┏□ ┗┛ お問い合わせは jpnic-news@nic.ad.jp まで ┗┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ =================================== JPNIC News & Views vol.225 【臨時号】 @ 発行 社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター 101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F @ 問い合わせ先 jpnic-news@nic.ad.jp =================================== 登録・削除・変更 http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/ ■■◆ @ Japan Network Information Center ■■◆ @ http://www.nic.ad.jp/ ■■ Copyright(C), 2004 Japan Network Information Center