2023年度IETF参加支援プログラム応募受付開始のお知らせ

JPNICでは2023年度、インターネットの技術に携わる若手技術者・研究者のIETF参加支援のフェローシッププログラムを実施することにし、本日より募集を開始します。

書類選考の上、選出された方(フェロー)には、 IETFに必要な旅費の補助、 IETFのベテラン参加者からの会期前/中/後におけるアドバイスの提供を行います。

本プログラムはIETFにおけるグローバルな技術の標準化に関する議論動向について国内での情報流通や議論の促進を図ることを目的としています。そのため、国内の技術者/研究者に早い段階から積極的にIETFに参加して経験を積んでいただくことや、国際動向に興味・関心を持つ方々を増やすことをめざします。

詳細は下記、または以下のWebページをご確認の上、 2023年6月12日(月)10:00までにご応募ください。なお今回の募集は、IETF 117～IETF 119が対象ですが、 2023年11月のIETF 118および2024年3月のIETF 119に関して、募集人数に満たない場合は、後日追加募集を行う場合があります。

熱意ある方々からのご応募をお待ちしております。

記

2023年度 IETF開催予定

https://www.ietf.org/how/meetings/upcoming/

IETF 117: July 22-28, 2023. San Francisco, USA - Hilton Union Square.
IETF 118: November 4-10, 2023. Prague, Czechia - Hilton Prague.
IETF 119: March 16-22, 2024. (To be booked - Asia)

募集要項

対象者

以下の条件をすべて満たす方

日本国内に在住している
応募締切日時点で18歳以上(選考にあたっては30歳以下の方を優先します)
過去5年間、JPNICが実施する参加支援プログラムの支援を受けていない
本プログラムの対象となる、IETFに関する同様のフェローシッププログラムに応募していない、かつ応募する予定が無い(併願があった場合の応募は無効となります)

支援内容

参加にあたって必要となる以下の費用を全額補助
- IETF参加費
- 居住地から最寄空港またはそれに準ずる空港⇔開催地の往復航空運賃(エコノミークラス)※空港が遠方の方はご相談ください。
- 会期中の宿泊費
- 海外旅行保険
- 事前情報交換会、参加報告会出席のための交通費(遠方の方のみ)
事前情報交換会、参加報告会において参考情報、助言等を提供

募集人数

IETF 117・118・119ともに若干名

応募方法

以下の事項を記載の上、書類を電子メールにてご送付ください。書類はメールに添付でなくても、ファイルの共有で構いません。

[応募書類]

履歴書(日本語で提出。氏名、住所、生年月日(会議開催時の年齢確認のため)、 IETF参加経験および英語力については必ず記載すること)
参加を希望する会議について記載(IETF 117、IETF 118、 IETF 119、どれでも良い、の4択からいずれかを記載)
応募動機(日本語。400字程度)
なぜIETFに参加したいのか(興味のある話題およびワーキンググループなど)、 IETFに参加した経験を今後どのように生かしたいのかを記載
小論文(600～800字程度)
以下より一つテーマを選び、自由に論じてください。
1. IETF/RFCや国際的な技術動向に触れたきっかけ
2. 国内で技術動向をみていくためにあると望ましいこと
3. 国際動向をみていくことの重要性
4. いま最も関心のあるインターネット関連技術

※ご応募いただく個人情報は、本プログラムの選考、および選出された方につきましてはフライト等の手配のためにのみに使用いたします。

[送付先]
　fellowship-apply@nic.ad.jp

応募締切

2023年6月12日(月)10:00

選考方法

ご提出いただいた書類の内容に基づき、JPNICで選考を行います。

結果発表

ご応募いただいた方全員に、 2023年6月15日(木) 18:00までに選考結果をご連絡いたします。選出された方には、 2023年6月20日(火) 18:00までに最終的な参加/不参加のご意思を表明していただきます。

参加の上でのご依頼事項:事後提出資料や報告会について

参加にあたっての所属機関の許可(出張許可等)が必要な場合は、各自で取得してもらうよう、お願いいたします。
本プログラムの支援を受けてIETFに参加された方は、参加報告書(2種類)をご提出いただきます。参加報告書はJPNIC Webにて公開いたします。
1. ドキュメント形式(A4 6枚以上)
2. プレゼンテーションファイル形式
また、2.のプレゼンテーションファイル形式の報告書を用いて、報告会にて、10～15分程度の発表をしていただきます。
国内での周知広報と国内での議論促進に関する活動に参加/協力いただきます。