2002年3月作成
商用ネットワークの登場
誰もがインターネットに参加できる時代がやってきた
学術研究ネットワークの商用規定も緩和され、 商用プロバイダが次々と設立。 一般ユーザへの普及が始まりました。 増大する業務を支えるために新たな組織化が検討され、 '93年、JNICはJPNICへと改組しました。
◆APNICことはじめ
現在は大きくなったAPNIC。 発端はAPCCIRN(現APNG)のパイロットプロジェクト。 '93年1月にAPNICを提案したのは村井・平原両氏で、 所属はWIDE/JNICと記録されています。 '93年からAPNICが本格的に活動するまでの間、 JPNICにAPNIC WGが設けられていました。 つまりAPNICはJPNICの「内部」に存在していたのです。
1992 | |
インターネットとパソコン通信メールで相互接続/SPIN, IIJ設立/OSPF運用開始/ISOC設立/世界銀行接続/学術情報ネットワーク運用開始/INET92(神戸) | |
6月 | JNIC、アドレス調整委員会からIPアドレスの割り当てと管理を引き継ぐ |
1993 | |
Mosaic開発/ホワイトハウス・国連が接続/InterNIC開始 | |
4月9日 | 任意団体JPNIC発足 |
9月1日 | APNIC パイロットプロジェクト開始 |
11月5日 | JPNIC会員ネットワークによるIPアドレスの割り当てに関するパイロットプロジェクト開始決定 |
12月1日 | 地域型ドメイン名実験プロジェクト開始 |
12月16日 | JPNICがブロック割り当てをおこなっているIPアドレスの逆引きネームサーバをInterNICから委譲される |
1994 | |
Netscape開発/NSPIXP-1設立/NETWORLD + INTEROP JAPAN/INTERNET Magazine創刊/首相官邸接続/米国ピザ会社、オンラインでの受注開始/プロバイダ開業相次ぐ/JUNET解散パーティ | |
4月15日 | JPNIC News Letter創刊 |
5月31日 | Webによる情報提供を開始 |