ニュースレターNo.3/1995年3月発行
2. ドメイン名の割当てについて English Page
ドメイン名の割当てについて説明します。 申請手続きなどは、適宜変更されますので、申請の際には、 最新の情報の入手をお願いします。入手方法については、 14節のJPNIC FAQのQ1/A1を参照して下さい。
2.1 ドメイン名とその割当て
JPは、ISO3166によって決められた日本を表す2文字コードです。 またJPドメイン名とは"JP"を最上位階層とする階層的なドメイン名です。
JPNICは、計算機ネットワークの円滑な発展に資するため、 InterNICやその他の同種機関との調整のもと、 計算機ネットワークを運営あるいは保有する組織に対し、 国際的に一意性の保証されるJPドメイン名の割当てを行い、 それを管理しています。 JPNICでは組織名称を示す第3レベルまでのドメイン名の割当てを行っており、 第4レベル以下は第3レベルの割当てを受けた各組織が管理します(実験中の地域型ドメイン名を除く)。
2.2 申請手続き
ドメイン名割り当て申請については、新規、変更、削除の3種類がありますが、 いずれの場合も電子メールまたは郵送で受け付けています。 電子メールを利用することができない場合、 電子メールを利用できる者を仲介者とすることができます。 申請書が提出されると、JPNICは申請書の形式を検査し、 10日間の作業日以内に申請されたドメイン名の割当ての可否を通知します。 また申請されたドメイン名の割当てに審議が必要となった場合、 10日間の作業日以内にその旨の通知をします。
新規申請の場合、これにより新ドメイン名が割り当てられ、 JPNICのデータベースに登録されます。 ただしこのドメイン名は、 1年以内にネームサーバの登録がなされない場合には使用されなかったとみなされ、 無効になってしまいますので、注意が必要です。
ドメイン名申請にあたって必要となる文書類は、現在次の五つです。
- JPドメイン名の割り当てについて
- JPドメイン名の新規申請について
- JPドメイン名に関する変更申請について
- JPドメイン名の廃止申請について
- 組織ドメイン名選択のためのガイド
- JPドメイン名(地域型)割り当てに関する実験プロジェクト開始について
これらはinfo@domain.nic.ad.jpに空の電子メールを送ると自動的に返送されます。 また、ftp.nic.ad.jpというアドレスから anonymous ftpによって入手することもできます。 電子メールもftpも使用できない場合には、 A4サイズの書類が入る返信用封筒に270円切手を貼付し、 送付先を記入したものを同封の上、 JPNIC事務局にお申し込みいただければ郵送いたします。
2.3 質問、問合せ
ドメイン名の割当てに関する問い合わせは、電子メール、
または郵送で受付ています。
電話による問い合わせは受け付ておりませんのでご注意ください。
問い合わせを電子メールで行なう場合は、
以下の例のようにSubject:
欄に必ず申請中または割当て済みドメイン名を記入して、
query@domain.nic.ad.jp
宛にお送りください。
Subject: Question: XXXXX.YY.JP
郵送による問い合わせの場合は封筒の表に 「ドメイン名質問書在中」と朱書きし、 返送先を記入した返信用封筒(切手貼付)1通を同封の上、 JPNIC事務局ドメイン名割当てグループ宛に送付してください。 この返信用封筒は回答送付のために使用されます。