担当者情報および担当グループ情報の登録・変更時におけるアクセスコントロール導入について
2013年4月11日
はじめに
JPNICでは、2013年7月30日(火)より、 ネットワーク情報・AS情報・資源管理情報に登録される担当者情報・担当グループ情報の登録および変更に関わる申請の際に、 申請を行える組織を制限するアクセスコントロールを導入します。 この資料ではその内容について説明します。
目次
用語の定義
用語 | 意味 |
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担当者情報 | JPNICデータベース中で[管理者連絡窓口][技術連絡担当者][資源管理責任者]に登録される担当者に関わる情報のこと。 担当者情報をデータベースに登録するとJPNICハンドルが発行され、 それにより識別される。 |
担当グループ情報 | JPNICデータベース中で[管理者連絡窓口][技術連絡担当者][資源管理責任者]に登録される窓口・部署に関わる情報のこと。 担当グループ情報をデータベースに登録するとグループハンドルが発行され、 それにより識別される。 |
JPNICデータベース登録情報 |
JPNICデータベースに登録される以下の情報の総称
|
関連付け | JPNICデータベース登録情報中の[管理者連絡窓口][技術連絡担当者][資源管理責任者]に、 JPNICハンドルまたはグループハンドル(またはJPNICハンドルおよびグループハンドル)を登録すること |
実施内容
担当者情報・担当グループ情報の新規登録・登録内容変更、 およびJPNICデータベース登録情報との関連付けが可能な申請者を以下の通り明確にします。
現在 | JPNICデータベース登録情報との関連付け状況や、 関連付けられたJPNICデータベース登録情報の更新権限を有する組織であるかどうかに関わらず、 認証情報を発行された組織であれば、 すべてのJPNICハンドル・グループハンドルの新規登録・登録内容変更や、 JPNICデータベース登録情報との関連付けを行うことが可能です。 |
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導入後 |
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スケジュール
時期 | 内容 |
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2013年4月15日(月) | Webページによる情報提供開始 |
2013年6月28日(金) | 関連するJPNIC文書公開予定 |
2013年7月30日(火) | 10:00以降にWeb申請システムより提出される申請より適用開始 |
Q&A
No. | Question | Answer |
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1 | 今回の変更に伴い、指定事業者として行うことは何かありますか。 |
特にありません。 今後、 JPNICデータベース登録情報に関連付けられていないJPNICハンドル・グループハンドルについて、 変更申請を行うことができません。 |
2 | JPNICデータベース登録情報に関連付けられていたJPNICハンドル・グループハンドルを、一度関連付けを外した後、再び関連付けを行うことができますか。 |
関連付けを行うことはできません。 一度関連付けを外したJPNICハンドル・グループハンドルは、 どの申請者からもJPNICデータベース登録情報への関連付けを行うことはできません。 新たにJPNICハンドル・グループハンドルを登録することでご対応ください。 |
3 | 他組織が管理するJPNICデータベース登録情報中のJPNICハンドル・グループハンドルを、自組織のJPNICデータベース登録情報に関連付けることはできますか。 |
JPNICデータベース登録情報への関連付けを行うことはできません。 新たにJPNICハンドル・グループハンドルを登録することでご対応ください。 |
4 |
複数のJPNICデータベース登録情報中に該当のJPNICハンドル・グループハンドルが登録されています。 ハンドルが関連付けられているJPNICデータベース登録情報を管理する組織であれば、 どの組織からでもハンドルの登録内容を更新することができますか。 |
可能です。 |
5 | JPRS側で新規に作成したJPNICハンドルは、JPNIC側で変更申請を行うことができますか。 | JPNICのWeb申請システムを利用して変更申請を行うことはできません。 新たにJPNICハンドルを登録することでご対応ください。 |
6 | 今回の変更に伴い、JPNICハンドル・グループハンドルを登録・変更した際の通知メールの宛先は変更されますか。 | 通知メールの送信先は変更しません。 |