資源情報一括登録システムについて
資源情報一括登録システムは、 従来Webブラウザを使って行っていた申請業務の一部を、 https通信を利用してバッチ的に実行するための仕組みです。
現在、メールにて行われている、 IPアドレス割り当て報告およびネットワーク記載事項変更時における処理について、 サーバ間接続によるトランザクション方式の処理によって迅速化をはかり、 IPアドレス管理指定事業者様の負荷軽減を目的とします。
資源情報一括登録システム処理でJPNICに転送されたデータは CGIに準じた仕組みを持ったプログラムによって処理され、 通常の対話的な申請業務と同様に JPNIC内部のデータベースに登録されます。 通信に先立って、 JPNIC認証局が発行したクライアント証明書の妥当性などを確認します。
IPアドレス管理指定事業者からの実際の通信処理に、 JPNICがサンプルとして提供するhttps-clientプログラムをカスタマイズして利用することができます (JPNICからの提供は、https-client プログラムのサンプルのみとなります)。 サンプルプログラムでは資源情報一括登録システムの実行結果は https-clientが標準出力に対して所定の形式で出力するので、 https-clientを呼び出したプログラムはこの結果を解析して、 必要な追加動作を行うことができます。