割り振り申請時の注意点
追加割り振り申請の目安となる割り当て率
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追加割り振り申請は、原則として割り当て率が割り振りを受けた全IPv4アドレス空間の80%以上に達した後行ってください。
割り当て率 = 割り当て済みアドレス空間 × 100 割り振りを受けた全アドレス空間
割り振りアドレスサイズ
- 割り振り申請では、IP指定事業者のインフラ割り当て用とユーザ割り当て用の双方で必要なアドレスを含めたアドレス数を申請します。最大で1年後までに必要となるサイズを希望する割り振りアドレスサイズとして[希望アドレスサイズ]欄に記入してください。ただし、IPv4アドレスについては、2011年4月29日以降、新たに割り振りを受けられるアドレスサイズは1回の申請につき/24(256個)から/22(1,024個)であり、合計でも/22(1,024個)までです。
- JPNICが申請内容の精査を行った結果、妥当と判断したサイズを割り振ります。(常に申請通りのアドレス数が割り振られるとは限りません。)
network-plan、old-networkに記載するアドレス
- 割り振り申請ではIP指定事業者のインフラ割り当て用のアドレスのみを精査します。割り振り申請書の[network-plan]、[old-network]にはIP指定事業者のインフラへ割り当てるアドレスのみについて記載してください。
- ユーザ割り当て分の割り振りサイズは、基本的には過去の実績に基づきJPNICにて判断します。ユーザ割り当てを行ったアドレスについては[network-plan]、[old-network]には記載しないでください。
ユーザ割り当て分のアドレスの審議
- ユーザ割り当て分のアドレスの審議は「割り当て審議申請」にて行いますので、割り振り申請時には行いません。
他から割り当てられたアドレスの返却
- 初回割り振り申請時には、他のIP指定事業者から割り当てられたアドレスの返却が必要となります。割り当てを受けているアドレスとそのアドレスの返却予定を明記してください。
- 返却できない場合は、技術的にそのアドレスを使用しなければならない理由を記載してください。
割り当て報告内容の確認
- JPNICはアサインメントウインドウサイズ以下(= 割り当て審議申請なしで、IP指定事業者の裁量にて割り当て報告が行える部分)の割り当て状況をチェックしており、不明な割り当て報告がある場合は確認をさせていただきます。