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対応上の問題

2001年2月

ご意見1 日本語特有の曖昧な言葉が多い
==> a

ご意見2 対応している担当者によって、 意見が食い違い困惑することがある。
==> a

回答1、2 できる限り明確な表現を心がけるようにいたします。


ご意見3 専門用語が多用され、 意味を理解することにかなりとまどう。

  • 一般的に販売されている書籍などには、23/C等の用語は出てこない。
  • 大手コンピュータメーカーのIPアドレスに関する教育を受けているが、 このような言い回しは、ほとんど見かけない。
  • クラス等の意味は分かるが、申請する上での用語などの意味をまとめた物など簡単な物はもらったが、 詳細に関する物をもらえれば理解が早くなると思う。

==> d

回答3 大変恐縮ですが、23/C という表現は、 JPNICでも使用しておりません。

 しかしながら、アドレス表記につきましては、 プレフィクス形式での表記・ マスク表記・アドレス数での表記などさまざまな形式があり、 混乱を招く場合があることはご指摘の通りです。

 メイルでのやりとりなどにおいてアドレスを表記する場合には、 できる限り同じ表記にてご説明できるよう努力いたします。


ご意見4 IPアドレスの割り振り方法について。

 申請時に、 予備のアドレスは認められないということでほとんどギリギリの状態で申請している。 その中で、 常設に近い状態であるが常に装置の入れ替わりが生じる部分が100~200程度あり、 その部分を申請したところ、アドレスの予約にあたるので、 認められないとのことだった。 その場合、他のアドレスからの予備を持ってくるようにとのことだった。 予備のアドレスが認められないのにこの回答は異常な回答と思う。
==> h

回答4 ご指摘いただいている形での運用があることは認識しております。 ただ、使用されていない割り当て済アドレスのサイズが、 申請いただいているアドレス数よりも多い場合、 そちらにてアドレスの有効利用をお願いする場合もありますのでご了承ください。

 グローバルIPアドレスの効率利用の考えのもと、 アドレスを使用せずに蓄積しておくことのないようこういったお願いをさせていただいていることをご理解いただければと思います。

---- 『JPNICにおけるアドレス空間管理ポリシ』より引用 ----

6.6. IPアドレスは所有物ではない

アドレス空間を所有物とみなすことは、 この文書で述べられている目標だけでなく、 インターネットコミュニティ全体の利益にも反することである。

JPNICポリシはこの認識に基づき、 アドレス空間は希少な共有資源であり、 その分配は必要な数だけを責任を持って行われるべきであると、 インターネットコミュニティ全体に働きかけるものである。

特にユーザーが特定のアドレス空間を所有することは、 経路集成と効率的アドレス利用に悪影響を与える。 そのため、JPNICポリシは、 アドレスが「所有されるもの」ではなく「リースされるもの」 だという理解に基づいたうえで、 JPNIC会員が自分の顧客にサービスを提供するよう求めている。

6.7 使用量を上回るアドレス空間蓄積の防止

アドレスを使用せずに蓄積しておくことは、 節約と公平性の目標に反する。

JPNICポリシは、蓄積するのではなく、 すぐ使用するものとして具体的に示された必要性に基づき、 効率的にアドレスを分配するべきであるとしている。

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ご意見5 また、その都度、 他のルータなどを変更しなければならず、運用上かなりのリスクを負う。 運用する側のリスクマネージメントも考慮した審査をしてほしい。
==> f-1

回答5 「アドレス資源の有効活用の割り当て」と 「リスクマネージメントを考慮した割り当て」 の歩みよりは重要な事かと存じます。 貴重なご意見ありがとうございました。

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