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提案

2001年2月

ご意見29 アドレス空間を有効に利用するために。

 IPv4アドレスの割り当て/利用状況を公開する。

  • アドレスの利用率(利用可能なアドレス数に対する割り振り済みアドレス数と両者の比率) をわかりやすい形で公開する。
  • できれば、LIR、二次ISPレベルについてもCIDR内におけるIPv4アドレスの利用率 (割り振られたアドレス数、割当済みアドレス数、および両者の比率) を公開していただくよう働きかける。
==> k-2

回答29 JPNICから割り振りが行われたアドレスブロックにつきましては以下のリストにて公開しています。

  「IPアドレスブロックリスト」
  (http://www.nic.ad.jp/ja/ip/member/cidr-block-list.txt)

 また、「IPアドレスリスト」として、 割り当て済みアドレスのリストの提供を行っています。 詳細につきましては以下のURLを参照してください。

  「JPドメイン名リスト・IPアドレスリスト利用手続きについて」
  (http://www.nic.ad.jp/jp/db/list/procedure.html)

ご意見30 割り当てに対する不公平感をなくすために。

 IPアドレスはリースである、という考え方を浸透させる。 そのため、申請書類に「IPアドレス貸与」ということを明記する。 また割当済みアドレスについても 「貸与したものである」ということをユーザーに通知する。
==> k-1

ご意見32 プライベートアドレス利用の促進をはかる。

  • たとえば、プライベートアドレスで運用している(または運用予定) ホスト数(分子)と割り当てられたIPアドレス数(分母)との比をとって、 その比をIPアドレスの利用率とともに、アドレス申請・リナンバの際の資料とする。
  • プライベートアドレスで運用している(または運用予定) ホスト数が多くてその比が大きければ (その申請機関が自らアドレス節約を心がけているということなので)審査を緩くする。
==> k-2

ご意見33 不要アドレス返還の促進。
  • 以前「どんどん使ってください」と言われて大きなアドレス空間を貰っている所に対して、 不要アドレス返還のお願いをJPNICとLIRの連名で文書としてその組織の長と担当者に送る。
  • 返納した組織には何らかのメリットを付与する (アドレスの優先使用権、感謝状の送付、以後の割当申請に対する優遇措置など)。
==> k-3

ご意見34 クラスA/Bの有効活用。
==> k-4

ご意見35 不要アドレスの調査と強制返納

 アドレス交付後、定期的(たとえば隔年)に調査を行い、 その結果使用予定がなく未使用、 プライベートアドレスとして使用しているグローバルアドレス、 数年後の需要を予測して確保してあるアドレスなどが見つかった場合にはそのアドレス空間の総和を返納する。
==> k-3

回答29、30、32、33、34、35 貴重なご意見ありがとうございました。 今後の改善の参考にさせていただきます。

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