最終更新日 2024年5月16日
|目次|数字・A-H|I-J|K-Z|あ|か|さ|た|な|は|ま|や|ら|わ|
用語集 IPアドレス・AS番号関連
- 4バイトAS番号
- 6rd
- 6to4
IPv6パケットをIPv4パケットにカプセル化し、 IPv4インターネット上にトンネルを構築する手法の一つ。
参考:カプセル化- Address Block
- ⇒ アドレスブロック
- Address Prefix
- ⇒ アドレスプリフィクス
参考:インターネット用語1分解説:アドレスプリフィックスとは - Allocation
- Anycast Address
- AS
「Autonomous System」の略で、「自律システム」とも呼ばれます。 ASは、 統一された運用ポリシーによって管理されたネットワークの集まりを意味し、 BGP というプロトコルにより接続される単位となります。 AS間で経路情報の交換を行うことにより、 インターネット上での効率的な経路制御を実現します。 通常、規模の大きいISPのネットワークは固有のASを形成しています。
ASは16ビットか32ビットの数字を用いた AS番号 によってインターネット上で一意に識別され、 日本ではJPNICがその割り当てと管理を行っています。
参考:エクステリアゲートウェイプロトコル(外部経路制御プロトコル)
参考:AS番号- AS112
プライベートIPアドレスの逆引きゾーンの権威サーバ blackhole-1.iana.orgおよびblackhole-2.iana.org が配置されているネットワークのAS番号のことです。
グローバルインターネットに必要のないプライベートアドレスの逆引き問い合わせを減らすため、 IP anycastにより複数の組織によって運用されています。
参考:AS112プロジェクト http://www.as112.net/- ASO
「Address Supporting Organization」の略。 ICANNの基本構造となる三つの支持組織の一つであり、 IPアドレスというインターネット資源をいかに運用するか議論し、 ICANN理事会に勧告を行う役割を負っています。
参考:ASO Webページ、 ICANN
参考:インターネット用語1分解説:ASOとは- Assignment
- Assignment Window
- AS番号
ASに割り当てられた識別番号です。 日本国内では、AS番号はJPNICによって割り当て・管理されています。 AS番号は、当初、2バイト1~65535の範囲で使用されていましたが、 需要の増加にともない、4バイトに拡張されました。 2バイトまたは4バイトで表され、 0(0.0)から65535.65535の空間を持ちます。 ICANNはこのうち0(0.0)、 65535(0.65535)、1.0~1.65535と65535.65535を予約しています。 また、64512(0.64512)から65534(0.65534)のAS番号はプライベートAS番号として定義されています。 APNICは2007年1月1日から、 JPNICは2007年3月7日から4バイトのAS番号の割り当てを行っています。
- BGP
「Border Gateway Protocol」の略。 AS同士で経路情報を交換するための外部経路制御プロトコルの一種です。
参考:エクステリアゲートウェイプロトコル(外部経路制御プロトコル)
参考:インターネット用語1分解説:BGPとは
参考:インターネット10分講座:BGP (JPNIC Newsletter No.35より)- CGN
-
⇒インターネット10分講座:大規模NAT(Large Scale NAT:LSN)あるいはキャリアグレードNAT(CGN) (JPNIC Newsletter No.41より)
- CIDR
「Classless Inter-Domain Routing」の略。 CIDRは、クラスを使わないIPアドレスの割り当てと、 経路情報の集成を行う技術です。 CIDRでは、ネットワーク番号をプリフィクス長付きで表します。 プリフィクス長の導入により、 クラスを使用した割り当て方式に比べて、 IPアドレス空間を効率的に活用できるので、 現在はCIDRによる割り当てを行うのが一般的です。
参考:クラス 、 経路情報 、 集成
参考:インターネット用語1分解説:CIDRとは- CIR
Critical Internet Resourcesの略。 「重要なインターネット資源」という意味で、 間接的にIPアドレスとドメイン名を意味するものとされています。 2007年11月12日から15日まで開催された第2回 IGFインターネットガバナンスフォーラム (IGF: The Internet Governance Forum)では、 インターネット運用において重要だとして取り上げられた五つのテーマ (Openness、Security、Diversity、Access、 CIR:Critical Internet Resources)のうちの一つとして議論されました。
参考:インターネット用語1分解説:CIR(Critical Internet Resources)とは- Classful Address
- Classless Address
- Classless Inter-Domain Routing
⇒ CIDR
- CRISP
「Cross Registry Information Service Protocol」の略。 CRISPは、 IPアドレスやドメイン名などインターネットリソースが登録されているレジストリの情報を照会するための新しいプロトコルです。
参考:インターネット10分講座:CRISP & EPP (JPNIC Newsletter No.25より)- Filtering
⇒ フィルタリング
- Global IP Address
- Happy Eyeballs
- HD-ratio
- hostmaster
IPアドレスがアドレスポリシーに沿って使用されていることを確認する、 IPアドレスレジストリの担当者のことです。
- Infrastructure
- Internet Protocol
⇒ IP
- Internet Registry
- InterNIC
「Internet Network Information Center」の略。 インターネットの資源管理・情報提供を目的に、1993年に設立されました。 当初、InterNICは全米科学財団(NFS)の資金により運用されていました。 ドメイン割り当てに関する実際の業務は、 Network Solutions社に委託されていました。
ICANN設立後はドメイン名割り当てに関する業務はICANNに移行し、 InterNIC WebサイトはICANNと米国商務省(DoC)間の使用許諾契約に基づき、 ICANNが管理しています。
- IP
「Internet Protocol」の略。 「IPプロトコル」とも呼ばれます。 IPは、OSIのネットワーク層に対応する、 インターネットで用いられるプロトコルです。 経路制御とフラグメンテーションを基本機能とし、 IPアドレスによって識別されたコンピュータに対して、 IPデータグラム(IPパケット)を送ります。 2012年現在、広く用いられているIPは、 32ビットのアドレス空間を持つ「バージョン4(IPv4)」と呼ばれるものですが、 2011年2月にIANAの持つIPv4アドレスの在庫が無くなりました。 2011年4月にはアジア太平洋地域の在庫も残り少なくなり、 新規調達は難しくなっています。 128ビットのアドレス空間を持つ「バージョン6(IPv6)」も普及し始めています。
参考:IPv4、IPv6- IP over Ethernet(IPoE)
- IPsec
「Security Architecture for Internet Protocol」の略。 IPsecは、暗号技術を使ってIPパケットの完全性や機密性を実現する仕組みです。
参考:インターネット用語1分解説:IPsecとは- IPv4
「Internet Protocol Version 4」の略。IPのバージョン4です。 IPv4は、2012年現在、広く使われているバージョンのIPプロトコルであり、 32ビットのアドレス空間を持っています。 これは約43億個のアドレスがあるということですが、 2011年2月にIANAの持つIPv4アドレスの在庫が無くなりました。 2011年4月にはアジア太平洋地域の在庫も残り少なくなり、 新規調達は難しくなっています。 IPv4については、RFC791(Internet Protocol)で規定されています。
参考:RFC791
参考:インターネット10分講座:IPv4アドレス (JPNIC Newsletter No.26より)- IPv4/IPv6共存技術
- IPv4/IPv6デュアルスタック
- IPv4アドレス在庫枯渇とは
- IPv4アドレスの移転
- IPv4アドレスのレジストリ間移転
- IPv6
「Internet Protocol Version 6」の略。 IPのバージョン6です。 IPv6は、128ビットのアドレス空間を持っています。 1999年5月より、IPv6によるIPアドレス割り当てが開始されました。 IPv6については、RFC2460(Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification)で規定されています。
参考:RFC2460
参考:インターネット10分講座:IPv6 (JPNIC Newsletter No.20より)
参考:インターネット10分講座:IPv6アドレス~技術解説~ (JPNIC Newsletter No.32より)
参考:インターネット10分講座:IPv4/IPv6共存技術 (JPNIC Newsletter No.37より)
参考:インターネット10分講座:IPv6セキュリティ~問題点と対策~ (JPNIC Newsletter No.54より)- IPv6 over IPv4トンネリング
- IPv6/IPv4トランスレータ
- IPv6/IPv4フォールバック
- IPv6アドレスの表記法
⇒ インターネット用語1分解説:IPv6アドレスの表記法とは
参考:IPv6アドレス表記の柔軟性が引き起こす問題とRFC5952の解説(JPNIC New & Views vol.779より)
参考:インターネット10分講座:RFC5952 - IPv6アドレスの推奨表記 (JPNIC Newsletter No.46より)- IPv6におけるデフォルトアドレス選択
- IPアドレス
IPを使用してインターネットに接続するコンピュータを識別するための番号です。コンピュータのネットワークインタフェースごとに、IPアドレスを割り当てます。
参考:IP 、 プライベートIPアドレス 、 グローバルIPアドレス- IPアドレス維持料
IPアドレス管理指定事業者に割り振られたIPアドレス数に対して発生する年間維持料のことです。
参考:割り振り- IPアドレス管理指定事業者(IP指定事業者)
IPアドレスの管理などの業務を、 JPNICから直接委任されている組織のことです。
「IPアドレス割り当て等に関する規則」に基づき、 JPNICと契約を結んだ組織が指定事業者となります。- IPアドレス技術文書群
IPアドレス管理指定事業者がIPアドレス割り当て管理業務を行うために必要な手続きに関する複数の文書から構成されているものです。IPアドレス技術文書群では、JPNICの各種IPアドレス申請において、その申請を行うに際して事前に行うべき事柄から、その申請が受理され、それら一連の手続きが完了す るまでの手順を説明しています。
参考:ドキュメント・申請フォーム一覧 、 IPアドレス割り当て管理業務- IPアドレスの返却
割り当てられたIPアドレスを当該IPアドレスの割り当てを行ったIPアドレス管理指定事業者へ返却すること、または割り振られたアドレスブロックを当該割り振りを行った国別インターネットレジストリや地域インターネットレジストリに返却することを指します。
参考:アドレスブロック 、 割り振り 、 割り当て 、 国別インターネットレジストリ 、 地域インターネットレジストリ- IPアドレスポリシー
インターネットレジストリやIPアドレスの利用者が、IPアドレスの分配、 または利用にあたって従うことが求められるIPアドレス管理に関する事項を 「IPアドレスポリシー」と呼びます。 IPアドレスポリシーはRIRやNIRが、 管轄している地域単位で文書化して公開しており、 IPアドレス管理の構造、考え方、 アドレス分配の基準等を定義しています。
国内におけるアドレスポリシーについては以下の文書をご参照ください。参考:割り当て
参考:インターネット10分講座:IPアドレスのポリシー策定とアドレスポリシーフォーラム (JPNIC Newsletter No.48より)- IPアドレス割り当て管理業務
JPNICがIPアドレス管理指定事業者に対して委託する業務のことです。IPアドレス割り当て管理業務には、割り振られたIPアドレスのインフラストラクチャ/エンドユーザーへの割り当て・割り当て報告・その他JPNICが定める事項等があります。
参考:割り振り 、 割り当て- IPアドレス割り当て手数料
「IPv4アドレス割り当て手数料」とも言います。 IPアドレス管理指定事業者がIPv4アドレスの割り当て報告を行う際に発生する手数料のことです。 ただし、2004年のIPアドレス割り振り手数料の導入とともに廃止され、 現在は徴収していません。
参考:割り当て- IPアンナンバード(IP Unnumbered)
ポイント・トゥ・ポイント リンクのために、IP アドレスを明示的に割り当てずにシリアルインタフェース上でIPを機能させるための静的な経路制御技術を指します。これは、アドレスを節約するという目的に合致するだけではなく、運用レベルでは ISP 内部の経路表の大きさを最少に押え、ネットワークの規模対応性を助長します。
参考:ポイント・トゥ・ポイント- IPプロトコル
⇒ IP
- IR
- IRR
⇒ インターネット・ルーティングレジストリ
参考:インターネット用語1分解説:IRRとは
参考:インターネット10分講座:IRR (JPNIC Newsletter No.27より)- ISATAP
「Intra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocol」の略。IPv6接続がないデュアルスタックホストをIPv6インターネットに接続するための自動トンネル技術の一つ。イントラネットでの利用を前提としている。
- JPNICオープンポリシーミーティング
- JPNIC審議申請
JPNICでは、 IPアドレス管理指定事業者のアドレス割り当て申請時において 「アサインメントウインドウ」システムを採用しています。 IPアドレス管理指定事業者はアサイメントウインドウの大きさを越えてIPアドレス割り当てを行う際には、 あらかじめJPNIC審議が必要と定められており、 その申請をJPNIC審議申請と言います。 詳細については、『IPv4割り当てにおけるJPNIC審議申請について』を参照ください。
参考:アサインメントウィンドウ- JPNICデータベース
JPNICに申請されたIPアドレスに関連する情報・担当者の情報などをデータベース化したものです。JPNICデータベースに登録されている情報には、 ネットワーク情報、個人情報、ホスト情報、JPNIC会員情報(指定事業者情報)などがあります。これらの情報はwhoisデータベースとして公開してい ます。
※2002年4月1日、JPドメイン名登録管理業務の株式会社日本レジストリサービス(JPRS)への移管に伴い、JPドメイン名関連情報については、JPRSの責任と権限のもと管理されています。
参考:whoisデータベース- JPNICハンドル
JPNICデータベースで担当者を識別するために、個人に割り当てられる番号です。
- KAME
BSD系のOSにおけるIPv6実装プロジェクト。 今後の開発時に参考になる品質のプログラムをめざして、 WIDEプロジェクト内のプロジェクトとして推進されました。 当初の目的を果たしたとして、 2006年3月に活動を停止しています。
参考:The KAME projectページ- LISP
「Locator Identifier Separation Protocol」の略。 現在のIPアドレスはノード自身の識別子(identifier)と位置識別子 (locator)とを兼ねています。 現行のルーティングによるマルチホームによって生じている経路表の増大を防ぐため、 この二つの識別子を分離することにより、 エンドサイト/ホストにてマルチホームを実現する方法がいくつか提案されており、 そのうち最も注目されている方式がLISPです。
- LSN (Large Scale NAT)
-
⇒インターネット10分講座:大規模NAT(Large Scale NAT:LSN)あるいはキャリアグレードNAT(CGN) (JPNIC Newsletter No.41より)
- MAP-E
- Multi-home
⇒ マルチホーム
- NAPT
⇒ インターネット用語1分解説:NAT(Network Address Translation)/NAPT(Network Address and Port Translation)とは
- NAT
プライベートアドレスで構築した内部ネットワークからインターネット上のグローバルネットワークにアクセスする際に、 IPアドレスをプライベートアドレスからグローバルアドレスに一対一に変換する機能です。 現在ではポート番号まで考慮するNAPTも普及しています。
参考:インターネット用語1分解説:NAT(Network Address Translation)/NAPT(Network Address and Port Translation)とは- Network Address
- Network Topology
- NIR
- NLRI
「Network Layer Reachability Information」の略。 BGPルータ間で交換される、 BGPプロトコルのupdateメッセージにおける項目名の一つで、 利用可能な経路情報を定義します。 新規に追加された経路情報はこの項目で定義されます。 複数の経路を定義することも可能です。
- /nn
サブネットまたはアドレスプリフィクスを表現する記法の一つで、 nnはIPv4の場合0から32の値を採ります。 古くからサブネットを表現する記法として、 255.255.255.0のようなサブネットマスクによる記法が用いられてきましたが、 表現が面倒などの理由から現在ではこの表現方法が一般的に利用されています。 例えば、サブネットマスクが255.255.255.0の場合、 このマスク長は、24ビットであることから/24と表現できます。 また、この表記は、 ネットワークアドレスとともに用いられることが多く、 10.1.2.0/24などと表現され、 ネットワークアドレスが10.1.2.0、 ネットマスクが255.255.255.0であることを意味します。
参考:サブネット 、 アドレスプリフィクス- NRO
「Number Resource Organization」の略。 APNIC、ARIN、LACNIC、 RIPE/NCCの四つのRIRにより2003年10月24日に設立された非営利組織で、 将来的に法人組織となる可能性があります。 AFRINICが五つめのRIRとして正式承認を受けた後、 AFRINICも正式メンバーとして名を連ねています。
NROはRIR全体として外部組織との調整が必要な場合に全RIRを代表する組織となります。 また万が一、 ICANNがIANA機能(IPアドレス・AS番号の資源管理機能)、 グローバルポリシーの批准機能を失った場合に、 ICANNに替わってこれらの機能を担うことが想定されています。
参考:インターネット用語1分解説:NROとは- NRPM
Number Resource Policy Manualの略で、 ARINにおけるIPアドレスおよびAS番号のポリシーをまとめた文書です。 他のRIRおよびJPNICのポリシー文書と異なる形式上の特徴としては、 IPv6、IPv4、AS番号のポリシーがそれぞれ独立した文書ではなく、 すべて一つの文書にまとめられている点があげられます。
参考: NRPMの原文- PAアドレス
- Peering
⇒ ピアリング
- PIアドレス
- Pool Address
⇒ プールアドレス
- PPPoE(PPP over Ethernet)
- Private AS
⇒ プライベートAS
- Private IP address
- Protocol
⇒ プロトコル
- RA (Router Advertisement)
- RADb
「Routing Assets Database」の略。 Meritという米国の研究機関によって運営されているpublicなインターネットルーティングレジストリ(IRR)の一つです。
参考:RADb Webページ、IRR- Reachability
⇒ 到達性
- regional policy
⇒ 地域ポリシー
- ROA (Route Origin Authorization)
⇒ 参考:インターネット用語1分解説:ROAとは
- Routability
⇒ 経路制御可能性
- Route (Routing)
⇒ 経路(制御)
- Routing Protocol
- Routing Table
- ROV (Route Origin Validation)
- RPKI (Resource Public Key Infrastructure)
- Second Opinion Request
- SIG
「Special Interest Group」の略。 元々は特定の事柄に興味を示す人々の集まりを指しています。 狭義では、APNICおよびアジア太平洋地域のインターネットコミュニティに関わるIPアドレス関連の特定のトピックスをオープンに議論する場のことです。 参加者が自由に提案、発表を行うことができます。
参考:インターネット用語1分解説:SIG (Special Interest Group)とは- Single-home
⇒ シングルホーム
- Subnet
⇒ サブネット
- Subnetting Plan
⇒ サブネット計画
- SubTLA
IPv6アドレスの最も大きな割り振り単位のことです。 インターネットの基幹を構成するネットワークに割り振られます。
- TCP/IP
⇒ 参考: インターネット用語1分解説:TCP/IPとは
- Teredo
IPv4のNAT環境にあるホストが、 トンネル接続を行うための移行技術です。 UDPにIPv6パケットをカプセル化し、 IPv4インターネット上のTeredoサーバとトンネルを設定することでIPv6通信を実施します。
参考:インターネット用語1分解説:Teredoとは- Transit Provider
- UDP (User Datagram Protocol)
- Upstream Provider
⇒ 上流プロバイダー
- Variable Length Subnet Mask (VLSM)
- アサインメントウィンドウ (Assignment Window)
IPアドレス管理指定事業者が接続組織に JPNIC審議を受けることなく自主的に割り当てることができる最大のアドレス空間の大きさを示すものです。 運用については、 『IPv4割り当てにおけるJPNIC審議申請について』 を参照してください。
- アドレス空間 (Address Space)
IPアドレスの集合体を指します。
- アドレスブロック (Address Block)
連続する IP アドレスのかたまりを言います。広義では、10.0.0.0~10.0.0.127 のような数値的に連続するIPアドレスの塊をアドレスブロックと言います。
- アドレスプリフィックス(Address Prefix)
ある特定のアドレスブロックを指す場合に利用する表現方法で、IP アドレスの固定化された部分のみを示します。例えば、ネットワークアドレスが 10.1.2.0 でマスク長が 24 ビット(ネットマスクの場合は 255.255.255.0)の場合、先頭から24 ビット分の10.1.2 までの部分は、特定のアドレスブロックを表現する場合には固定となり、これを 10.1.2.0/24 もしくは、10.1.2/24 と表現します。
参考:インターネット用語1分解説:アドレスプリフィックスとは- インターネットプロトコル
⇒IP
- インターネット・ルーティング・レジストリ(IRR:Internet Routing Registry)
BGP-4(border gateway protocol)を用いてルータ間で交換する全インターネット上の経路情報を1ヶ所にまとめたデータベースシステムを指します。データベースそのもの は、RADB(routing arbiter database)と呼びます。ネットワーク管理者はIRRに登録することで、自らのルーティングポリシーを世界中に伝えることができます。
参考: AS、BGP、ルータ、ルーティング・オービター、経路表
参考:インターネット用語1分解説:IRRとは
参考:インターネット10分講座:IRR (JPNIC Newsletter No.27より)- インターネットレジストリ(IR:Internet Registry)
IPアドレス・AS番号などのインターネット資源を管理し、 割り当てを行うための機構です。 JPNICは、日本国内におけるインターネットレジストリです。 また、『JPNICにおけるアドレス空間管理ポリシー(IPv4)』および 『JPNICにおけるIPv6アドレス割り振りおよび割り当てポリシー』では、 IRはRIR、NIR、LIRと分類しています。
参考: アドレス空間 、 地域インターネットレジストリ(RIR)、 国別インターネットレジストリ(NIR) 、 ローカルインターネットレジストリ(LIR)- インフラストラクチャ
一般的には基盤設備を意味しますが、IPアドレス割り振りの場合、IPアドレス管理指定事業者が管理・運用しているネットワークや機器を示し、IPアドレ スの割り当て先として、エンドユーザーではなくIPアドレス管理指定事業者自身のネットワークに対する割り当てであるものとして区別するために利用しま す。
- エニーキャストアドレス(Anycast Address)
- オリジン検証
- オープンポリシーミーティング
IPアドレスおよびAS番号の管理ルール(ポリシー)の新設、改廃の提案、 議論が行われる会議です。 この会議には関心があれば誰でも参加することが可能で、 その場でコンセンサス形成に向けた議論、調整が行われます。 RIRにおけるポリシー策定プロセスにおける最重要要素であり、 2015年現在日本では、 ボランティアメンバーによるポリシーワーキンググループが年2回実施しています。
参考:オープンポリシーフォーラムWebページ- 可変長サブネットマスク (VLSM)
VLSMは「Variable Length Subnet Mask」の略です。 いわゆるクラス A、B、Cネットワークのサブネットとして、 単一の大きさではなく複数の大きさのサブネットを定義することが可能な技術をVLSM技術といいます。 これにはクラスレスな経路制御プロトコルを用いて、 経路情報にマスク長まで含めて扱うことが一般的に必要とされます。 VLSMを利用することにより、 各セグメントに必要最低限なサイズのサブネットを割り当てることができ、 無駄なアドレス使用の抑制、経路表項目数低減に有効です。
- キャリアグレードNAT
-
⇒インターネット10分講座:大規模NAT(Large Scale NAT:LSN)あるいはキャリアグレードNAT(CGN) (JPNIC Newsletter No.41より)
- 国別インターネットレジストリ (NIR:National Internet Registry)
国別インターネットレジストリはIPアドレス管理の階層構造上、 国または地域でIPアドレスの管理を行っているインターネットレジストリを指します。 JPNICはこのNIRに相当します。
NIRはすべての国に存在しているものではなく、 APNICの管理下にあるアジア太平洋地域では2013年6月現在、 JPNICの他に、中国のCNNIC、韓国のKRNIC、台湾のTWNIC、 ベトナムのVNNIC、インドネシアのAPJII、インドのIRINN、 七つのNIRが存在しています。
NIRが存在する国または地域においては、 RIR(Regional Internet Registry)からNIRを介してNIR管理下のLIR(Local Internet Registry)にIPアドレスの割り振りが行われます。 日本におけるLIRは、 JPNICのIPアドレス管理指定事業者にあたります。
また、資源の分配のみならず、その国におけるLIR、 アドレスコミュニティとの調整、 協調もNIRの重要な役割のうちのひとつです。
参考: RIR- クラス
IP(IPv4)アドレスの区分です。IPアドレスは、ネットワークを識別する部分(ネットワーク部)と、そのネットワーク内のホストを識別する部分(ホ スト部)に分かれますが、その境界を決定する機構として、当初はアドレスの上位ビットによって示される固定境界方式がとられていました。
「00001010」のように、32ビットの先頭が「0」で始まるアドレス(例えば、10進表記10.0.0.0のアドレス)は、先頭の8ビットがネット ワーク部で、残り24ビットがホスト部です。このタイプのアドレスを「クラスA」と呼びます。
「10101100」のように「1」で始まるアドレス(例えば、10進表記で172.16.0.0のアドレス)は、ネットワーク部が16ビット、ホスト部が16ビットであり、このタイプのアドレスを「クラスB」と呼びます。
「11000000」のように「11」で始まるアドレス(例えば、10進表記で192.168.0.0のアドレス)は、ネットワーク部が24ビット、ホスト部が8ビットであり、このタイプのアドレスを「クラスC」と呼びます。
クラスによる方式は制御プログラムが簡単ですが、アドレス空間の利用効率が低いことから、ネットワーク部のビット長を表す「プリフィクス値」によって境界 を示す、「クラスレス」と呼ばれる方式が現在では広く用いられています。クラスレスに対応して、従来の方式を「クラスフル」と呼ぶことがあります。
参考: CIDR- クラスE
IPv4アドレスのうち、先頭の4ビットが「1111」で始まるアドレス空間です。 すなわち240.0.0.0/4(240.0.0.0~255.255.255.255)が該当します。 将来的な利用のために予約されたアドレス空間です。
- クラスフルアドレス
IPv4 アドレスの先頭オクテットの値により固定的にネットワークアドレスのプリフィクス長を定めて解釈する、初期の方法によるIPアドレスです。
class A は第一オクテットが 1~127 でプリフィクス長は /8 、class B は第一オクテットが 128~191でプリフィクス長は/16、class C は 第一オクテットが 192~223 でプリフィクス長は /24 です。- クラスレスアドレス
Class A、B、C、D、Eという初期のアドレス方法に依らないアドレスです。 CIDR(Classless Interdomain Routing) という方法を用いて経路制御することができます。 これは8ビットという固定ビット数に関係なくアドレスを表現することができ、 枯渇しつつあるIPv4 のアドレスを有効利用し、 グローバルルーティングテーブルの項目軽減に貢献します。
参考:CIDR- グローバルIPアドレス
プライベートIPアドレス、および特殊な目的(ループバック・ブロードキャストなど)のためのIPアドレスを除くIPアドレスです。グローバルIPアドレスは、インターネット上で一意でなければなりません。
参考: プライベートIPアドレス- グローバルポリシー
アドレスポリシーのうち、IPアドレスやAS番号における管理構造の最上位であるIANAにおいて、RIRへの割り振りなど具体的な行為を求めるポリシーを指します。IANAの業務に関するポリシーとなるので、各RIRでの地域ポリシーの策定プロセスに加え、ICANN理事会での承認が必要となります。
参考: 地域ポリシー
参考: インターネット用語1分解説:グローバルポリシー(global policy)、地域ポリシー(regional policy)とは- 経路(制御) (Route(Routing))
ホスト間通信において、 ネットワークを流れるパケットの通り道のことを経路と言います。 これらの経路の情報を集めて経路表として管理することを経路制御と言います。
参考: インターネット用語1分解説:経路情報とは
参考: インターネット10分講座:経路制御 (JPNIC Newsletter No.38より)
参考: インターネット10分講座:ルーティングセキュリティ最新動向 (JPNIC Newsletter No.50より)- 経路制御可能性 (Routability)
経路が次のルータに伝えられる可能性のことをいいます。現在はルーティングテーブルの項目が爆発的に増えているため、ルータの負荷を軽くするためにプリフィクスの長い項目をフィルターする(項目から落とす)というポリシーを持っている ISP があります。このようなリスクを考えると、なるべく集成されたプリフィクスの短いアドレスブロックほど経路制御可能性が高いといえます。
- 経路制御プロトコル (Routing Protocol)
経路表の管理手順のことで、ルーティングプロトコルとも呼ばれます。 制御技術としては静的経路制御(static routing)と動的経路制御(dynamic routing) があります。 前者は経路が変更されませんが、 後者はルータ自身がさまざまな情報を得ることで、経路が構築されます。 経路制御プロトコルの代表的なものとしては、 RIP、OSPF、BGPがあります。
参考: 静的な 、動的な- 経路表 (Routing Table)
ルーティングテーブルとも言い、経路表には、ネットワークアドレス、 転送ノードが記載されています。 パケットはルータに到着すると経路表に従い、 複数ある経路のうちから宛先に到達可能な経路に転送されます。 それを繰り返すことでパケットは最終的な宛先に到達します。
参考:インターネット用語1分解説:経路表とは
参考: 経路- 最後の/8ブロック
- 最小割り振りサイズ
RIRやNIRから、 LIR(JPNICの場合にはIPアドレス管理指定事業者)に割り振りを行う、 IPアドレスの最小単位を指します。 IPアドレスの効率的な利用やインターネット上の経路集成も考慮に入れながら、 適宜見直しが行われており、 2012年5月現在の最小割り振りサイズは、 IPv4アドレスが/24、IPv6が/32となっています。
- サブネット
あるアドレスブロックにおいて、 そのブロックをいくつかに分割したものを指します。 例えば、 ネットワークアドレスが10.1.2.0でサブネットマスクが255.255.255.0 のようなネットワークを二つに分割した場合、 ネットワークアドレスが10.1.2.0と10.1.2.128でサブネットマスクがそれぞれ、 255.255.255.128の二つのネットワークが作成でき、 これをサブネットといいます。 一般に、 与えられたアドレスブロックを分割してできた複数のアドレスブロックのそれぞれを指す時に用いられます。
参考:アドレスプリフィクス- サブネット計画
割り当てた IP アドレスブロックをその組織内でさらに複数のネットワークに分けることをサブネッティングといい、その計画をサブネット計画と言います。
- 指定事業者
- 集成 (Aggregation)
連続したネットワークの経路情報を、一つの経路情報にまとめることです。CIDRにおける基本概念であり、これにより、経路情報の増加を抑制することができます。
参考:プロバイダ集成可能アドレス- 初回割り振り基準
LIRが、RIRやNIRからIPアドレスの割り振りを受けるため必要な条件のうち、 特に初回の割り振りにおいて必要な条件を定めたものです。 JPNICにおける初回割り振り基準は、 IPv4アドレスについては 「JPNICにおけるアドレス空間管理ポリシー」で、 IPv6アドレスについては 「JPNICにおけるIPv6アドレス割り振りおよび割り当てポリシー」 で定められています。
- シングルホーム (Single-Home)
インターネットに対する接続が単一であるさまを示します。 この場合、接続されるISPのPAアドレスを用い、 ISPと同一のルーティングポリシを持ちます。
参考: マルチホーム- 審査委員会
IPアドレス管理指定事業者の義務違反に対して違反したIPアドレス管理指定事業者の組織名や違反事項等の公表に関する審査を行う委員会です。JPNIC理事会またはJPNIC理事会が指名する3名以上の理事によって構成されます。
- 上流プロバイダー (Upstream Provider)
通常の場合は接続サービスを受けている ISP(サービスプロバイダー)のことを指します。
- スロースタート
スタートにあたって比較的大きなリソースを確保しているにも関わらず、 すべてを解放せず少しずつ分配していく手法を示します。 『JPNICにおけるアドレス空間管理ポリシー(IPv4)』 においては、 IPアドレス管理指定事業者が最終的にいかに大きなネットワークを構築する場合でも、 比較的小さいサイズの割り振りから始めることで結果的に IPアドレス空間の節約をめざしていますが、 この方法もスロースタート手法と言えます。
- 大規模NAT
⇒インターネット10分講座:大規模NAT(Large Scale NAT:LSN)あるいはキャリアグレードNAT(CGN) (JPNIC Newsletter No.41より)
- 地域ポリシー
地域インターネットレジストリ(RIR)が管理する階層以下のIPアドレス、 AS番号の管理ルールを定めるアドレスポリシーを指します。 地域ポリシーは、 その策定プロセスが各RIRによって定められており、 各RIRにおけるコンセンサスを得て成立します。
参考: グローバルポリシー
参考: インターネット用語1分解説:グローバルポリシー(global policy)、地域ポリシー(regional policy)とは- デフォルトフリーゾーン(DFZ)
デフォルト経路を必要とせずに運用している、 すべてのインターネットにおけるネットワークの集まりを指します。
- デュアルスタック
- 到達性 (Reachability)
経路が次のルータに伝えられたからといって、 パケットが確実に届くかどうかは別の問題となります。 それは経路制御だけの問題ではなく、 物理的なメディアの信頼性などとも関係があります。 送られた情報が送り先にどれだけ確実に届くかという可能性を到達性と呼びます。
- 特殊用途用プロバイダ非依存アドレス
- トランジットプロバイダー (Transit Provider)
The Internetに対する到達性を準備することでトラフィックの中継(トランジットサービス)を提供するプロバイダーです。 狭義に経路制御のみを論ずる場合、 フルルートの経路情報を提供するプロバイダーを言います。
- トランスレータ
- トンネリング
- ネットワークアドレス
あるサブネット、もしくは、 アドレスプリフィクスの先頭のIPアドレスを指します。 例えば、ネットマスクが255.255.255.128で、 IP アドレス10.1.2.3を含むネットワークアドレスは、 そのサブネットの先頭である10.1.2.0となります。
一般に、サブネットもしくはアドレスプリフィクス全体を指すような場合はこのネットワークアドレスで表現されます。- ネットワークアドレス調整委員会
1989年2月から1992年6月まで日本国内の IPアドレス割り当てを行っていた組織。 大学教官等によりボランタリに運営されていました。 ネットワークアドレス調整委員会ができる以前は、 IPアドレスの国際割り当て機関であったSRI NICへ直接申請していましたが、 以降は日本の分を取りまとめてSRI NICに申請・取得して日本国内に再割り当てを行っていました。
- ネットワーク情報
JPNICデータベースで管理されている、ネットワークに関する情報です。 IPアドレスの割り当てを受けた場合に、 IPアドレス割り当て報告申請フォームの内容に従って、 JPNICデータベースにネットワーク情報が登録されます。
- ネットワークトポロジ
ネットワーク構成を指します。
- パケットフィルタリング
インターネットでは、 ネットワークの経路を流れるパケットを、 アドレスやプロトコルから判断して転送の可否を決定する処理や機器を指します。 代表的なフィルタリング機器には、ルータがあります。
- パンチングホール
ISPは通常、 経路数増加防止のために個々のネットワークに分配を行ったIPアドレスブロックを集約し、 まとまった単位でグローバルインターネットへの経路広告を行っています。 パンチングホールとは、 主に冗長的なネットワーク構成実現を目的として、 ISPがまとめて経路広告を行っているアドレスブロックの一部をより小さく区切り、 自ISPあるいは他ISPから別途経路広告を行う手法です。 本来一つに集約して広告されていた経路がまた別の経路として広告されるため、 パンチングホールはインターネット全体の経路数の増大につながると言われています。
- ピアリング(Peering)
プロバイダーとプロバイダーが、 対等の条件で相互接続を行うことです。
参考:インターネット用語1分解説:ピアリング/トランジットとは- フィルタリング
- プライベートAS
個別のAS内部で自由に使用することができるASです。 自AS内では自由に使用することができますが、 自AS外にプライベートAS番号の情報を流してはいけません。
参考: AS番号- プライベートIPアドレス
インターネットから独立したネットワーク上の、 あるいはファイアウォール・アプリケーションゲートウェイなどで、 インターネットから遮断された組織内ネットワーク上のコンピュータのように、 インターネットと直接通信することのないコンピュータのためのIPv4アドレスです。 以下のアドレスとして定義されています。
- 10.0.0.0 - 10.255.255.255 (10/8 prefix)
- 172.16.0.0 - 172.31.255.255 (172.16/12 prefix)
- 192.168.0.0 - 192.168.255.255 (192.168/16 prefix)
プライベートIPアドレスを積極的に用いることによって、 IPv4アドレスを効率よく利用できます。
参考: グローバルIPアドレス
参考: RFC1918(Address Allocation for Private Internets)- プロトコル(Protocol)
コンピュータ機器同士がお互いにデータ交換を可能にするための通信手順です。
- プロトコルスタック
あるプロトコルを実現するためのプログラム1セットのことです。 一般的に階層化されて積み重なったような構造になっているため、 スタック(積み重ね)と呼ばれます。
- プロバイダ集成可能アドレス(PAアドレス)
PAアドレスは「Provider Aggregatable Address」の略です。 以前はCIDRアドレスと呼ばれていたIPアドレスです。
インターネットレジストリの階層構造(IANA>RIR>LIR) に従い上位レジストリから階層的に分配されます。 現在インターネット接続を行う場合、 接続する直近上位のIPアドレス管理指定事業者から PAアドレスの割り当てを受けることになります。- プロバイダ非依存アドレス(PIアドレス)
- プールアドレス
ダイアルアップ接続やDHCPによるネットワーク接続などのように、必要に応じて動的に IPアドレスを割り当てるときに利用するいくつかのIPアドレスを指します。
- ポート番号
- マルチキャスト
ネットワーク内において、データ送信元ノードから、 あらかじめ決めた複数のノードに対して、 同時にデータを配信する手法です。 不必要なトラフィックを発生させることなく、 効率の良いデータ転送が行えます。
- マルチプリフィクス問題
- マルチホーム (Multi-home)
あるネットワークが冗長性あるいは負荷分散などの目的で、 インターネットへ二つ以上の到達可能性をもつことです。 JPNIC では、片方をメインに、 片方をバックアップにという使い方をすることはマルチホームとして扱わないと定めています。
参考:インターネット用語1分解説:マルチホームとは- ユニークローカルアドレス
IPv6アドレスのローカルアドレスです。 サイトローカルアドレスの代替として、RFC4193で定義されました。 具体的には、fc00::/8とfd00::/8の二つの空間が該当します。 完全な一意性は保証されませんが、誰でも利用可能であり、 なおかつ異なる組織間で重複するアドレスを利用する可能性を低減しているという特徴を持っています。
- リソースPKI
- リナンバ
IPアドレスの付け替えを行うために、 割り当てと返却を同時に行うことです。
- リポジトリ
一般的にはデータの保管場所のことで、 ソフトウェア開発および保守について各工程の情報を一元管理するデータベースのことを指します。 認証局においては、認証局が署名した証明書およびCRL等を格納し、 公表するデータベースのことをいいます。
参考:JPNIC資源管理認証局(IPアドレス認証局(認証)) 認証業務規程~1.6. 定義と略語- ルータ
ネットワーク上でデータを運ぶ中継装置の一種です。 OSI参照モデルのネットワーク層で定義された機能をベースに中継処理を行います。
参考:OSI参照モデル- ルータ広告
- ルーティングテーブル
- 歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレス(歴史的PIアドレス)
- レジストリ
ドメイン名、IPアドレス、 AS番号等のインターネット資源のデータベース管理、 運営を行う機関です。
参考:インターネット用語1分解説:レジストリ/レジストラとは- 割り当て (Assignment)
IPアドレス管理指定事業者が割り振られたアドレス空間の一部または全部を、 接続組織のネットワーク利用のために分配することです。 また、IPアドレス管理指定事業者が自身のバックボーンネットワークや内部ネットワークとして使うときも割り当てられたアドレス空間と呼びます。
参考:インターネット用語1分解説:割り振り(Allocation)、割り当て(Assignment)とは- 割り振り (Allocation)
再分配用としてプロバイダ集成可能アドレス空間を IPアドレス管理指定事業者に分配することです。
参考:プロバイダ集成可能アドレス
参考:インターネット用語1分解説:割り振り(Allocation)、割り当て(Assignment)とは